侍と胃亜普での生活


神様から導かれ

胃亜普という学校で

摂理を広げようと決めた侍


部屋も天使のような方から

ただで貸してもらえるようになり

少し働きながら食事も取り

毎日学校へと伝道へでかけた


これからの日本を作るのは

若者たちだということを信じて

日々伝道に明け暮れた


とはいっても

侍は一人きり

しかも田舎出身でなまりも強く

服や髪も決してきれいではなく

人から嫌がられるのが

常だった


声をかけても無視され

避けられ

時に怒られることもあった


1日

1週間

1ヶ月

たっても

侍の声に耳を傾ける者は

一人もいなかった


胃亜普という場所を見つけたのはよかったが

希望の光をなかなか見れなかった


2ヶ月

3ヶ月

無視される生活は続いた


さすがの侍も

精神的に苦しくなって

このまま続けていいのかという

気持ちがわいてきた


たくさんお祈りしても

状況は変わらず

神様もあれ以来侍に語りかけてくださらず

現状は打破されないまま

それでも歯を食いしばって

毎日でかけた


周りはおいしい食べ物や

きれいな服

学問など

見ていてうらやましいものだった


侍にはどれひとつとして

なかった


しかし侍には絶対に譲れない

神様と

先生がいた


その柱を支えに

半年

1年の月日が流れた


それまでに侍の声に耳を傾けた人数


ゼロ



今後の侍の人生はいかに