幸せ家族計画! -5ページ目

幸せ家族計画!

しがないいち新生児科医のプライベートなブログです。

…みたいなセリフが「るろうに剣心」で出てきたような気がします。金曜日、久しぶりのエコーだったので、操作方法を完全に忘れてました。負けて兜の緒を締めるようではまだまだ。雑用的なことだからこそ、しっかり体で覚えないと、せっかく技術を身につけても宝の持ち腐れです><

というわけで金曜日に学んだことは、

☆エコーの操作方法、準備(ホットタオルの準備、ショーツ下げるときの紙、外来の時は週数入力、など)
☆紹介状の書き方(文書入力→他科診療依頼票)、書く内容は①主訴・原病歴・経過などのアウトライン②何を見て欲しいのか(その根拠となる所見)③既に除外できている項目
☆ウテメリン使用中は一週間に一度肝機能・横紋筋融解などのチェックのため採血(頻度については病棟の慣例?)
☆妊婦のHbは11g/dlくらいに保ちたい。低下傾向にある場合は先を読んで早めに鉄剤(フェロミア50mg・2T2×)を開始。その際は週一回程度の採血でフォローする。
☆ラパロによる卵巣嚢腫摘出のとき使用する子宮持ち上げる器械(名前忘れた)の使用法。①まずバルーンに蒸留水を注入すると共に可動性をみて不良品でないことを確認する②桜井を挿入、固定、手は離さない③ゾンデで頚管を開く④胎盤鉗子で子宮頚部前壁を把持⑤牽引しながら器械を子宮に入れる⑥バルーンを広げてちゃんと入っていることを確認する
☆がん検診外来では特記すべきことなければ問診(不正性器出血・他の症状・予診の不備)をして診察。PCスメアまたはEmスメア(頚管狭窄の場合ゾンデで広げる)、エコーでEm測定を行う。

覚え書き的な感じで恐縮ですが。。。
今日は~救急外来の日直でした。実はちゃんとシフトに入っている救急外来はこれが初めて。今までは先輩のに勝手にくっついてって手伝ってました。

初戦の首尾はというと、かなり惨敗でした。。。

僕が見ます!って感じで主導権もってるときはわりと動けるけど、忙しくなってきて患者医師看護師入り乱れてそれぞれが自分で判断しながら臨機応変に動かなきゃいけなくなると途端に失速してしまいました。患者さんの状態から考えられる診断をリストアップして、そのために必要な処置、検査は何かをリストアップして、そのために何を準備するべきかを考えて、他のスタッフがやっていないところを見つけてやる。

鑑別診断考えるだけでアップアップなのに、まだ何がどこにあるかとか薬の準備の仕方とか全然知らんのに、ていうかルートすらまともにとれんのに、すばやい救急のペースに入れるわけがない!

でもきっと、厳しい病院ではグズグズしてるといちいち怒鳴られるんだろうな、と思い、そんな風に自分を鼓舞しながら、必死で頭と体を動かしてました。

で、ようやく落ち着いてきて、一対一で患者さんと対峙する余裕が出来てきたところで現れたその人は、めまい&嘔吐の人。

「チェンジ」でキムタク総理もなった「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」っぽい!!

このBPPVには、「Epley法」という治療法があります。頭をある方向へ動かすことで、すげえ気持ち悪くなるけれど、すっかり治るという、ステキな治療法である。覚えたてだったこともあり、さっそく実行!するとどうだ、びっくりするくらい顕著にゲロゲロ吐きまくるではないか!!ここで素人のワタシ、びびる。あまりに辛そうだったのと、目の前で奥さんが超心配そうにしてたのもあり、断念。。。

症状自体は落ち着いたものの、なんだかいろいろ腑に落ちなかったので、帰ってから調べる。

ちょっと教科書読んだだけでも分かる、本日の診療0点。。。

まず「めまい」をちゃんと分類してない。小脳出血などの重篤な中枢性めまいをきちんとruleoutできてない。眼振の方向をちゃんと見てない。使用薬剤がメイロン一辺倒すぎ。そして極めつけは「Epley法はたとえゲロゲロはいても、びびらずさいごまでやらなくてはならない」

救急は結果的に悪くならなければある意味問題なく過ぎていく。でもその中で、もっと細かく正しく突き詰めていく余地は有り余るほどあるようです。慣習だけで満足してはならないし、今の自分の診療を正解だと思ってはならない、そして処置はやっぱり家族の前でやるもんじゃない。そんな反省を引っさげて、次にめまい患者を診たときは、もう少し質の高い医療を提供できるかな。
日に日に一日の体感速度が速くなっていく。気がつけば四月が終わってしまいました。うかうかしているとすぐに二年目だ><はたして一年間で後輩指導ができるレベルまで成長できるのやら。。。

そして、慣れてくるとだんだん同僚の人となりが見えてきて、衝突もあるみたいです。僕自身はキョドってまともなコミュニケーションが取れていないので(?)まだその域に達していないのですがね…。しかし喧嘩はなるべく避けたいですね。有意義な議論ならともかく、水掛け論は後味悪いです。。。

僕は今週は、プレゼンテーションとサマリーの書き方に重点を置いて勉強していました。雑然としたカルテから必要な情報を抜き取って、プロブレムを立て、アセスメント・プランを考える。かなり要領が良くないと、すげえ時間がかかってしまう作業だけど、大まかな焦点を絞ることで少しずつ時間短縮してきました。でも、検査値も含めてしっかりと患者さん像を掴むのには、小一時間かかってしまうので、まだまだ。理想的には15分くらいで全体を把握できるようになりたい。

こないだ同期とも話したんだけど、うちの病院は本当にゆるやかだから、とにかく自発的に勉強していかないと成長しづらいです。だから、与えられた環境の中でいかに多くを吸収するか、が大事になってきます。外来では先生の一挙手一投足を盗むつもりで見るし、なにか手技をする機会があったら「一回目は見学で」なんていわずに済むようにやりそうなことはちゃんと予習する!

それでもやっぱりどこか抜けてたり不足はするだろうけど、今は学生時代よりずっとやる気があるし、楽しい!この勢いのまま突っ走って行きたいです!

今週は三連休がっつりあるので、勤務は当直入れて3日だけ!たまってた本を読みまくるぞー!!