毎年の事ながら、中秋の名月にい たく感銘を受け、秋も深まってきたなあと、一人しんみり。秋分の日を過ぎれば、北国の日は短くなるばかり。秋の夜長に文庫本を片手に散歩するのも良い。疲れたら偶然見つけたカフェで一休み。そんな、秋。
手を繋いで歩く中学生に出会う。人目も憚らないところが初々しい。
手を繋いで歩く老夫婦に出会う。年をとっても手を繋いで歩きたいというのは常套句でも、実践できるのは素晴らしい。
手を繋いで歩く中年男とセーラー服女子に出会う。あれ、これってもしかしてお金動いてる??
手を繋ぐと、神経みたいなものが結ばさって、二つの脳みそが一つにくっつく。自分の考えていることが全部知られてしまいそうで、あわてて頭をからっぽにしようとする。もちろんそんなはずはないけれど、少なくてもこのドキドキは伝わっているかも。だって君の手から、君の体温を通して、君の心の音が聴こえてくるから。二人の鼓動が合わさったなら、なんてことはないことだけれど、とても幸せな気持ちになれる。
秋の夜は更けていく。深深と。
なーんつって!!