ブロ友のワンダ様が、映画に関するブログも書いていらっしゃるのですが、とても興味深い新年のアンケート企画をなさっておられました。

 

史上最も美しい女優は誰か!/映画なんでもベストて~ん! | ワンダの映画三昧 (ameblo.jp)

 

そこで自分の好みの海外女優さんベスト10を考え

アンケートにお答えしたのですが、

ここではそのうち私の第一位の女優さんを取り上げたいと思います。

 

「風と共に去りぬ」 スカーレット・オハラ役のビビアン・リー

 

小学生の時、母と共にテレビの洋画劇場で初めて見たとき

その壮大さ、豪華さ、キャラクターの魅力に圧倒されました。

 

ことに主役のビビアン・リーの美しさにはトリコになりました(笑)

 

何かをたくらむような蠱惑的なまなざし、

時折、癇性に引き上げられる細い片眉、

プライド高く、挑戦的に突き出される小さなあご。

 

わがままで情熱的で、気分屋で、癇癪持ちで激しい気性。

 

後に原作小説を読みましたが、スカーレットのイメージは

もうビビアン・リーを置いて他にないほどはまり役だと思いました。

 

テレビでは二日間にわたって前編・後編と分けて放送されましたが

前編のラストシーンで、飢えたスカーレットが畑から痩せた大根を引き抜き、

それを齧って嗚咽しながら

 

私はこの大いなる試練に決して負けません。

家族に二度とひもじい思いをさせません。きっと生き抜いてみせます。」

と天に向かって叫びます。

 

わたしがスカーレットに心奪われたのは、まさにこのシーンでした。

 

後編のスカーレットは、親の庇護を受けていた少女時代から

自分が家族を守る側の女家長と変貌します。

 

これ以降、わたしの理想の女性は、【運命と闘う女】となりました。

 

「シカゴ」 ヴェルマ・ケリー役 キャサリン・ゼタ・ジョーンズ

「チャーリーズエンジェル」 ジル・マンロー役 ファラ・フォーセット

「ターミネーター2」 サラ・コナー役 リンダ・ハミルトン

「バイオハザードシリーズ」 アリス役 ミラ・ジョボビッチ

「エイリアンシリーズ」 リプリー役 シガニー・ウィーバー などなど

 

泣き言を言う間があったら、考えろ !

何か方法はあるはずだ。

 

これは亡き父が、いつも言うておったセリフですが

闘うヒロインたちは、まさにこれを地でやります。

 

スカーレット・オハラは若い時の憧れのひとでしたが

50歳を過ぎた今の憧れの人は

映画「RED/レッド」のヴィクトリア役 ヘレン・ミレンです。

 

元女スパイで、今は引退した老婦人なのですが

暗殺にかけては右に出るものなしの凄腕スナイパー。

 

このヘレン・ミレンが、カッコイイのなんのって。

豪快な中に茶目っ気もあり、しぐさのひとつひとつがエレガント。

 

ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの舞台女優を経て映画の世界へ。

エリザベス女王の役なども、まさにご本人かと思わせるほどの気品あふれる演技ですばらしいです。

 

ご本人はイギリス人ですが、お父様がロシア帝国の貴族であられたとのことで

さすがでございます。

 

また機会がございましたら「RED」ご覧くださいませ。(◠‿・)—☆