以前、友人の夫君が、ギランバレー症候群になられた。

ご夫婦で夕飯を食べていると、突然、夫君が箸を口に運ぼうとした姿のまま固まり

「あー、あー」と言ったまま目を白黒させている。

 

友人は「またまた、冗談ばっかりして」と笑ってみていたのであるが

どうも様子がおかしい。

 

「えっ、ほんまに動かへんの!」と気付いた途端、

あわてて119番し、救急搬送されたのよーと

 

後日、ご夫婦に会った時に笑い話として私に語られた。

 

本当に突然、自分の意思ではどうしようもなく

身体が動かなくなったらしい。

 

「この病気は人生で一回しかかからないと医者からは聞いていたんやけど、

大原麗子さんが2回目に発症して、それで亡くなられたと報道されてたんで

ビクビクしてるねん」と、ご夫君が真面目な顔で言われていたのが

衝撃でした。

 

その後、生煮えの鶏肉が原因ではないかということを伺い

それから私は鶏肉の調理には非常に神経質になってしまいました。

 

ちなみに友人の手料理が原因ではなく

夫君が外食の宴会で鍋を食された時が生煮えだったようです。

 

 

 

調理中は使い捨て手袋をはめ、新聞紙やキッチンペーパーの上で調理。

調理後はビニル袋に入れて廃棄。

トングや箸は専用の物をつかい、使用後は塩素消毒して

とにかく他の食材や調理器具に付着しないようにしています。

 

 

先日はテレビでお医者様が「鶏肉は過熱して白くなったからといって

安心してはダメ。きっちり中心部分が70℃以上になるまで過熱しなさい」と

言われていたので中まで完全に加熱されたかを図るために

「食品温度計」でイチイチ計ります。

 

 

70℃以上にするためには、230℃で20分ほどかかりますので

ほったらかしで調理できるオーブントースターを私は活用しています。

 

入れて焼いている間にサラダやスープを作ります。

 

家族の健康を預かっている身としましては

食品の安全性などをよく勉強せねばなと身が引き締まります。