9/29に集団接種会場に行った時のお話です。

平日の15時の予約でしたが、意外なことに20代から30代の

若い方の姿が多くみられました。

 

受付から、問診、ワクチン接種などの流れ作業を順調に終えた後

 

接種後の注意や次回の予約を兼ねたコーナーで

こんな紙をもらいました。

 

 

このコーナーでは折り畳みの長い机に、間隔を開けて横並びに6人が座り

説明後、同じ時間を書いた紙を貰います。

 

その後、15分間様子見するための折り畳み椅子を並べた一区画へ

案内されて座ります。

座席は全部で60席ほどありますが、同じ待ち時間の人たちが

6人ひと固まりで座るように案内されます。

 

わたしは15時22分チームです。

 

15分は結構長いので、皆さんスマホを取り出して画面を見ています。

わたしも画面を見ていましたが、ふと目の端に一斉に立ち上がる人たちの

姿が写りました。

 

見ていると、皆さん、数分前になるとスマホをしまい、

正面の壁に掲げられた時計を凝視しています。

そして秒針が自分の待機時間を差すと、6人がいっせいに立ち上がり

帰っていくのです。

 

「おおーっ、なんか、すごいっ」

 

お互いに無言で目くばせ一つしないのに、呼吸があってしまうなんて!

 

うちの22分チームはどうかな? と様子を見ていましたら

やはり皆さん、15時22分0秒になったとたん

立ちあがって帰って行かれました。

 

説明を受けたことをキッチリ守り、真面目にいっせいに行動する人たちの姿に

なにかものすごく感動を受けた一日でした。