冬の朝が起きられない理由とその対策まとめ
冬は起きられなくて困る。どこか体がおかしいのでは…と悩む方がいますが、冬に起きられないのはごく自然なこと。
寒い冬の季節に早起きができないのは、体内時計を上手くリセットできないから
人間の体には体温や睡眠・覚醒の周期、ホルモンバランスなどを調整する体内時計が備わっています。これによって、朝目が覚めて夜眠くなるというリズムなどが保たれています。
この体内時計は24時間よりも長い周期で動いていますが、太陽の光によって24時間のリズムで生活できるように調整されているので、毎日決まったリズムを保つことができるのです。
朝の光は体内時計を整え、目覚めを促すのに不可欠です。でも、冬は日の出時間が遅く日照時間も短いため、その恩恵を受けにくくなります。
さらに、気温も低いため、朝になっても体温がうまく上がらず、起きづらくなってしまうのです。
眠る前に温かいお風呂に入って、手足の血行を良くしましょう。この時、湯船のお湯が熱すぎると交感神経が働き、目が冴えてしまうので、少しぬるめのお湯にゆっくりと浸かって体を温めるようにしてくださいね。
太陽の光を浴びると眠気を引き起こすメラトニンというホルモンの分泌が止まります。すると体の覚醒度が上がるため、体が自然と起きだします。
目が覚めたら伸びをしたり、手足を揉みほぐしたりして血行を促しましょう。これなら布団の中でもできます。

