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Setsuko Kojima Official BLOG

Singer、Voice Trainerとしても活躍する、
女優・小島節子のOfficial BLOG。

今日は久しぶりに観劇で感動した。

この仕事をしているとどうしても、 

お誘いや仕事の関係の方を
観に行くという感覚で

もちろん、自分のクライアント
の方の成長や華やかさに
感動したり、涙することもたくさんある。

そして、今日はちょっと違った。

私の出演する作品を一度観に
いらしてくださった
あるスターの方が出演の舞台だった。

その方がどんな風になられているかなぁ
という興味もだが、作品を観たかった。

ある劇団にいらして退団され数年が
経っている方。

そして想像を遥かに上回り

スターから本当に表現者に
なられていることに心から感動した。

私はいわゆるスターやアイドルや

まぁ、人前でパフォーマンスを
する人間に感じることがあるのだが

その人が
『悦』の状態か
『ゾーン』の状態

にあるかだ。

『悦」の状態とは、心から喜びや楽しさを感じている状態で、物事や環境に没頭して楽しんだり、心地よい感覚に浸っている状態のことをいう。

好きな音楽を聴いている時や

美味しい食事を楽しんだり
愛する人と時を共有している
なども悦の状態にあり

良い成果が出たり
好きなことをやり遂げた時も
悦を感じると言われている。

また『ゾーン』は

スポーツや芸術など
ある特定の活動に取り組む際

心身が最高の状態になっている状態を指し

集中力が高まりフロー

つまり流れに乗って無になる感覚が
ある状態だ。

そして、自我は一時的に滅却され
無に近く

ただそこに存在している。

自己否定や外部の干渉を感じず

自分の能力を最大限引き出せている状態を指す。

ゾーンに入ると挑戦に向けた意欲と
意識のスペース

目的への自信や信念
過去の経験や真の努力による

技術や能力が存分に活かされている状態だ。

この2つの大きな違いは
『誰かに認めて欲しい』

とか

『特別でありたい』

という欲求があるか無いか
なのだ。

今日、観た作品の俳優は完全に
『ゾーン』の状態だった。

空間、時間、音、人、光

と一体化していた。

ただそれだけだった。

『悦』の状態も平和的だが

必ず誰かや何かがその場に
必要になる。

よく『楽しんで』とか『心込めて』とか

そういう言葉で歌ったり演じたりする
とか、そんな言葉を無意識的に
使ってパフォーマンスに向かう。

うん。まずは自分なのだなぁー
と感じたりする。

いや、ファンにはその悦エナジーは
めちゃくちゃ大事なのだろう!!
なと思う。

私が尊敬する方は
皆『ゾーン』の状態だと感じる。

表現する人だなぁという
個人的感想でもある。

もちろん
『悦』
な感じの韓国スターも
好きだけど。笑笑^_^

有名、無名は関係ない。

思考を滅却させ

今この瞬間だけ全ての
エネルギーというか

命を注いでいる人は
本当に美しい。

エンターテイメントは
本当に人を豊かにする
素晴らしいものだ。

音楽も演劇も
人を不幸にしない

絶対的な存在だ。

今日は久しぶりに
号泣した。

私などちっぽけな人間だが

歌うことや演じることや
素晴らしい表現者に囲まれる
人生に感謝する1日であった。

ありがとうございます。

四季のある日本では季節ごとに
喉にかかるストレスも身体同様です。

最近、風邪をひいている
クライアントさんが多い。

湿度が高い日本は喉に潤いが
あるのでは?
と考えがちですが

湿度も気圧が不安定なため

身体にその圧がかかり
体内の血液や水分の循環が悪くなります。

夏の暑さで水分が失われやすくなりがち
ですが
冷房の肌にあたる風が冷えの原因でも
ある。

水分の補給の仕方には注意が欲しい季節。

喉を良い状態に保つために
こまめに水分補給を行うこと。

冷たい飲み物は更に喉を乾かし
不必要な水分が浮腫みの原因になる。

声帯の浮腫み、声帯筋群の浮腫みは
パフォーマンスに影響がでます。

暖かい飲み物ををセレクトする意識を。

温かい飲み物は喉の血行を良くし、
喉の乾燥も防ぎます。

外気温も高く
気管支を通る空気の温度は
高い。

ゆったりした呼吸も体力を
落とさないコツです。

そして
喉に優しい食事を心がけること。

実は代謝が落ちるこの季節は
消化器にも疲れが出やすい。

東洋医学では
身体の中心にある胃が弱ると
全身が弱ってくるといいます。

辛いものや酸っぱいものも
声帯にはなんら関係ありませんが
日本人の食生活から離れた
味付けには注意が必要です。

胃にに負担をかけるため
また、逆流性食道炎などを
併発しないために

喉を良い状態に保つために
優しい食事を心がけましょう。

また室内と外気の差と気圧

太陽の日差しはジリジリ焼け付く
この季節。

しっかりと栄養補給して
スタミナをつけてください。

『喉は使った分休める』

どんなにパーフェクトな
発声だろうと

筋肉である以上休める
必要があります。

解放的な気分になる夏。
薄着になる夏だからこそ

手首、足首は冷やさないように。

夜のメンテナンスは
シャワーですまさず湯船に浸かるなど
なさってください。

気づかれたと思いますが
私は夏が苦手です。

表現力と潜在意識は密接に
関連しています。

前半は精神分析用語として
使われている言葉を使いますね。

潜在意識とは
意識に届かない心の深層部に
存在する信念や感情、欲求
などのことを指します。

これらの潜在的な要素は
日常の表現に深く関連づいて
います。

自己表現力が高い人は

自分自身や周りの人々に対する潜在的な感情や欲求を自然に表現することができます。

一方、表現力が低い場合い

(高い、低いの問題では
ありませんが、わかりやすさで
あえて【低い】と言う表現)

潜在意識にある感情や欲求を
上手く表現ができにくく

ストレスや不安といった感情を抱えてしまうこともあります。

また潜在意識には

過去の体験で味わった感情や感覚
トラウマも含まれます。

これらが表現に影響を与え
表現力を制限することもあるのです。

つまり、自己制御や自己防衛で
自分が嫌な思い、気分にならないように
自分を防御するのです。

例えば、過去に嫌な記憶があれば

その記憶から逃れようとし
表現を避けることがあります。

これは芸術的表現にも
現れています。

例えばゴッホの絵。

彼の心の叫びは
キャンバスに描かれます。

歌の詩の解釈すら
自分の脳内の記憶や感覚の
再生でしょう。

表現力は様々なその人の
側面が顕著に現れます。

日常的な中で
私達が表現と言うものに
注力すれば
新たな世界はうまれます。

例えば、語彙力の向上。

言葉の選び方や使い方を工夫し表現の幅を広げることで
思いの伝わり方も変化します。

私はコミュニケーションは
ゲームと同じと思うのです。

新しい語彙を学ぶことは
表現力の向上につながりますし

そして劇的なメッセージ構築は
人を感動へも落胆へも連れて
行ける。

メッセージを印象的にするために効果的な言葉選びや

声の使い方も必須です。

声の高低や、速さや強弱など

声の表情を使いこなすことで
より強い印象を与えます。

声のトレーニングをすることは表現力の向上の要です。

身体の深部から出た声か。
浅い喉から出た声か。

確実に違うのです。

バイブレーションが
違うのです。

言葉の響きが
豊かに美しくなるかは
印象において
あなたのキャラクターにおいて

人はあなたを感じる要になります。

個性的な声や話しかたも
素敵ですが

豊かな話し方や
自然な空気感をつくり
話すための呼吸も大切です。

ボディランゲージ
身体の動きや表情に

感情やメッセージが
ジェスチャーを使いこなすことでより豊かに
生きたエネルギーになります。

表現力など別にと
思う方もいらっしゃるかも
しれません。

そして、人生そのものが
表現なのです。

人生などあっという間に
終わります。

日々をどんな風に生きるかは
あなたの表現そのもの
なのです。