福島シンポジウムで動物の問題のお話がありました。
原発周辺の避難区域で、家畜だったブタと野生イノシシが交配して生まれたとみられるイノブタの個体数が急増して農作物や民家を荒らしてしまっているようです。
繁殖力が極めて強いそうです。
放射性きのこを食べて育ち、イノブタたちは残念ながら放射性廃棄物です。
土に埋めても浅いところだときつねが掘り出してしまう。
埋却は雪になれば重労働です。
放射線被害を抑えるため、焼却は一日三頭とのことで、イノブタは体重が100kgから200kgあり、20kgに解体し冷凍保存をしているそうです。
また日本固有種である在来イノシシの遺伝子汚染による絶滅も懸念されます。
殺されるために生まれてくる命、望まれなくて生まれてくる命、悲しくて辛い問題です。