アキ・カウリスマキ監督の映画「枯葉」が、若い人たちを惹き付けて いるとのコトで観に行ってみたら、昭和を思わせてくれるテイスト。しょっぱなに竹田の子守唄が流れ、水面の写し方には小津映画の残像をみたりと、まさに由緒正しき日本情緒。でもカウリスマキ映画には、力仕事、アルチュー、ヘビースモーカーなど、日本社会から姿を消した要素が満載。男女のあり方は純情で清潔。コレもある意味むかし昭和ってカンジかも。というワケで、淡々と映画に向き合いたいヒトにはグーな映画。ところで随処にフィンランド版の歌謡曲みたいなのが入ってて、それがなにげに昭和ノスタルジアを誘う。ふと八代亜紀を思い出し、涙がポロリとこぼれちまったりして。さびしいね。