映画『ノマドランド』のノマドとは、家を持たず車旅をしながら暮らしている人々のこと。この映画を前から観たいと思ってて。それにしても、いいなぁ、アメリカは。キャンピングカーがオンボロだろうと、どこまでも続く広い道。コレがジャパンには無い。しかも無意味に世間がせせこましく、ドコにいようとヒトの目が届いてしまう。さて映画に戻るなら、主人公の女は車中泊を続けながら、タバコをくゆらせ生きている。ときどき仕事を得て、なんとか食べては行けるし、助け合える仲間も。けれどノマドは皆んな高齢者。だから永遠の別れというものを個々に背負っていて、それぞれのかけがえのない存在を偲びながら、明日をもしれない現実を生きてるってワケ。悲しいね。でもまあ考え方によっては、誰においても人生そのものが悲しいとも言えそう。だって生老病死からは逃れられないのだもの。