変化するものと、変化しないもの。
変化する感覚や呼吸、感情や思考と、生命力という本質的で、変化しないもの。
それに気付き、変化するものに対する執着を手放すことで、本来の穏やかで満たされた自己であろうとするのが、私の志すヨガ。
今、この瞬間の自分自身に気付き、ありのままに、すべてを受け容れていく。
『マットの上でポーズをとるのがヨガなのではなく、生き方そのものが、ヨガなのですよ。』
私が師から教えて頂いた、大切な宝物✨
世界には、刺激や情報が溢れている。
意識は、外に向いて忙しく動き回り、自分自身に気付く余裕が失われていく。
だから、出来るだけ、心を乱すものを取り除く。
争いや、過剰な欲、不誠実な心根を手放す。
学びを通じて智慧を得て、足るを知り、感謝することで穏やかな心の準備が整う。
心の準備と並行して、コントロールしやすく、把握しやすい肉体からアプローチを始めて、"己" を知る。
今、この瞬間に集中し、肉体に湧き起こる感覚と、それに対する思考や感情を観察する。
どんな時が不快なのか、心地いいのか、ちょっとした動きの違いで起こる変化を、ありのままに感じていく。
快も不快も、その瞬間の感覚でしかなく、変化し続けていることに気付くと、それに執着することの虚しさに気付く。
そうする事で、肉体に対する執着が薄らぎ、手放す事が出来るようになるという。
肉体は変化する儚いものでしかない。
腕を失い、足を失っても、残ったものの中で、自分をという存在を感じるだろう。
失った手や足の事を私だと思わないのは、私とは、肉の塊ではないからだとしたら、"私" とは何だろう?
その答えを知りたくて、更に精妙なものに目が向いた。
感覚や、思考、感情。
どれも、みんな、常に変化している。
変化の様子を観察し続ける。
何十兆という細胞一つ一つを、コントロールし、協調して働かせ、統合する力が存在していることに気付いた。
宇宙に存在する数え切れない星々が、銀河や銀河団を形成して、一つの塊として連動している。
物質の中の素粒子レベルに至るまで、秩序を保ち続けている。
根本に満ちる、不思議で美しいエネルギー。
ふと、私もその一部である事を感じる。
大きなエネルギーの中の、私という核を持った一つのエネルギー。
変わらないもの、それは、私の中の太陽である生命力と、すべての中に満ちているエネルギー。
どんな時も、決して消えることなく、輝き続けている。
私という生命の輝きが終わる時、大きなエネルギーに還ってゆくのかもしれない。
大きな温かいものに包まれているような、穏やかで満たされた幸せ。
でも、まだそこにあり続ける事ができない私。
なぜ、私は私として、存在するの?
"私は、私である!"
その事にこだわり続けたい私がいる。
肉体という器に対する愛着だって、"自分"という小さなものに対するこだわりだって、まだまだいっぱい抱えている。
でも、それでいい。
肉体があり、心があり、私がいる。
だから、感じることも、考えることもできるんだ!!
今、完璧でなくていい。
成長がするための伸びしろが、まだまだたくさんある♪
それも幸せなことなんだな。
成長し続けられると思えた幸せに感謝。
明日も素敵な笑顔でありますように❤️