昨日
友達に誘われて


「長いお別れ」
試写会に行ってきました!
原作、中島  京子 
監督、中野量太

父が認知症になってしまい
その父を支える
家族愛の物語です。 

近い将来
65歳以上の1/5
が発症するという
認知症

介護する立場
介護される立場
他人事ではないですね。

重い課題ですが
家族愛という
暖かくて
クスッと笑える
ユーモアも
交えています。
でも、あくまでも映画
ドキュメンタリーではないので
綺麗にまとめていました。

徘徊する場面もありましたが、
日中問わずというわけでは
ありませんでしたし
老老介護で、もっと大変
な所もあるかと思いますが
そこも、さらっと。
実際はもっともっと
大変だと思います。

認知症発症して7年の
歳月の物語です。

私も、脳梗塞で車椅子生活
の母を7年、介護してきました。
介護といっても、4年程は
施設のお世話になっていましたが、
身近に
病気を抱えている人がいる
というだけでも、
精神的にはしんどいものです。

また、最後には
口からの嚥下が不可能に
なった為、
胃ろうという選択を
しました。
胃に穴を開けて
直接、流動食を入れる
わけです。
本人は意識がなかった為

私が選択しました。

悩みました。
これでよかったのか。
間違いだったのでは?
ただ、生かされているだけ?

答えはでません。

でも、ずっと
私は責任を感じています。
母の最後にも

「ごめんね、しんどかったね」

伝えました。

生きているうちに
色んな事を決めておく。
終活もそのひとつですね。

長く、重い話になっちゃいましたが、
私の経験も重ねて
観た映画でした。