忙しい秋

やっと涼しくなったので、母が眠ってる間に街にそっと。高橋多佳子さんのピアノでショパンたっぷり。平野啓一郎さんのお話し。文庫本「葬送」を抱えて。そのあとBunkamuraで映画。「小さな村の小さなダンサー」をみました。中国の貧しい少年がアメリカの舞台で活躍するバレエダンサーになるまで。先生が少年に、「この辛いレッスンを続ければ体はやがて、軽くなり、飛ぶことができるよいになるのだ」とおっしゃいました。はい。そのあと、篠井世津子さんのダンスをみに。中野テルプシコール。入口でテルプシコールって？ときくと、「踊りの神様という意味です」暗い舞台に白い薄布の篠井さんは能の動きのように、じっと立ち、永遠のようにじりじりと動きます。やがて髪ふり乱しつつ、激しい動きに。客席は息をとめて、気絶寸前。細い細い体から発するタフなパワー。魂の衝動？ちらしにＩＮＴＵＩＴＩＶＥ ＤＡＮＣＥとありました。そんなわけで、私がエスカレーターをやめて、階段に切り替えて帰ったことは言うまでもありません('-^*)/。