あるブロ友さんの
ブログを読んだ










とても苦しい








愛する人を亡くして
まだ日が浅い彼女










彼女の辛さが
私の胸に刺さってきて
あの頃の
自分の気持ちと
オーバーラップする










私も
まったく同じだったよ










闘病中は
真っ暗なトンネルの中
なんの光も見えなかった



 






自分のいる世界が
全て灰色に見えて
家々の灯りが
全て幸せそうに見えて
それだけで
涙が出てきた










うちも癌だったよ



麻薬系の薬も
使ったよ



そのせいで
眠ってばかりで
最期のほうは
話もロクにできなかった










辛いよね










もう会えなくなるのに
もう話せなくなるのに
声が聞きたかった










うちは最期は
緩和ケアの病院だったから
延命治療はしないのが
当然だからかな



書類にサインした
記憶はないの











でも
それにサインするのって
どんなに辛かっただろう










よく一人で頑張ったね











亡くなったあとも



「いったい、どこに消えてしまったの?」
毎日毎日
問いかけてた











朝、目が覚めたら
夢だったんじゃないかって



普通に
隣に寝てるんじゃないかって……



でも
いつもいなかった










毎朝
目を覚ます時が
怖かった




怖かったのに
いつも4時ぐらいに
目が覚めてしまって
地獄だった










今のあなたと
まったく同じだったよ









あなたの辛さが
痛いほどわかります










頑張らないで










今は生きるのが辛いよね










だけど
絶対に痛みは
少しづつ軽くなるから










6年もたった私でも
辛くて仕方ない日は
まだあるよ










だから
あなたが辛いのは当然で
何も手につかないのも
あたりまえ










愛する人を亡くした人は
みんな同じ










あなただけじゃないよ










一人じゃないから










ここには
あなたの気持ちが
心からわかる人達が
たくさんいるから










今は自分が
ただ息をしてるだけみたいに
感じてない?










それでいいの



ただ息をしてるだけでも
息をしてれば
生きていられるから










今は生きているだけで
100点満点だから










とにかく生きていって










必ず軽くなる日がくるから











コメントもメッセージも
送れないから
ここに書きました











どうしても
声がかけたかった










どうか
届きますように……