古裂会、弘法さんと毎週出かけておりましたが、今週は京都で知る人ぞ知る骨董店 幾一里へ行ってまいりました。(毎週なんかかんかと行きたいですものね....)
 
セール 「座辺の骨董展」最終日です。
 
センスの良い、素晴らしいものが並んでおります。華美にならず素朴で味わい深いモノ達。
 
すると目を奪われたのが、床の間にある、錆味の良い、繊細で力のある針金の素敵なオブジェ!
花が飾られております。
 
皆さん何だか判りますか?
 
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心に強く迫る美しさ!僕はおそるおそる、「こ、これは何でしょうか?」
 
ご主人曰く「これはベッドのバネです.....」     僕は一瞬 言葉を失いました!ああ
 
「これを求め、今回の展示会で床の間に飾りたかったのです」 ご主人はおっしゃいました。
 
すごい!これを求めたご主人の慧眼もさることながら、
おそらく、どこかの空き地かなんかに、人知れず、放置され、朽ちて、錆びて、
バネだけになったボロボロのベッドの、この「バネ」に
 
「美」を見出した人のセンスは何と言う素晴らしい
才能でしょう!!!呆然!
 
しばらく言葉を失ってしまいました。(写真に撮らせて頂きましたありがとうございます!)
 
 
ぼーっとしておりますと、何らや品の良い老夫婦(紳士淑女という感じ)が来店。
いきなり「百人一首」を探しておられるとの事で。
今回の幾一里さんのセールのDMを見て来店された模様です。
 
話し方、服装、何か日本人離れしたような......
 
伊勢物語のDMのもの(「伊勢物語の取り札の断簡」)を求め(何か「伊勢物語」を探している風でした)
何と全て!お買い上げ。
(読み札50枚あったとして、一断簡に5枚から7枚貼ってあって50枚÷7≒7枚位あったかなぁ…)
 
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これで、この「伊勢物語」断簡?は全て完売したのでした。
別れ際にご主人「東京からですか?」 老紳士「いや、もっと遠いところ...」
 
僕の観察・推測では「ハワイ」とか「アメリカ」の二世の方ではと最初から見ておりましたので
勝手にさもあらん と思ったわけです。
 
すごい買い方する人もいるんですね。
 
僕もほしいもの見つかりました!デルフト筒盃です!大きさ・深さもあり最適のサイズ!
悩みましたが、これも出会いという事で........
来週、頂きに参る予定です。 これはまた別の話。