春の日だまりの中
みんなと遊んでた
なのにいつの間にか
僕は一人ぼっち



かごめで囲まれて
僕は安心してた
けれど一人消え、また一人
そして誰もいなくなった



悪い夢を見てる
そんな気がして
みんなの名前を呼びながら
走り回った



誰一人返事なく
静まり返るだけ



夕日を映す
校舎のガラス
遠いこだまのような僕の声は
辺りに消えてゆく



僕の頬をつたう涙
ぬぐってもぬぐいきれない



ねぐらへ向かうカラスの群れに
たまらなくなって
僕は駆け出した



家路たどる僕を照らす
赤い夕焼け
長い影法師 慰めるように
いつまでもいつまでも
僕を追いかける



悲しい幻と知って
やっと僕は目覚めた



小鳥の鳴き声
明るい日差し
みんな笑ってる✨






















レイラ✩🌸✨


この詩は森田童子の僕たちの失敗から生まれました。
神隠しから戻ってほっとしてる子供の詩(うた)なのかもしれません。。