アメリカ連邦議会では先週から今週にかけ、2014会計年度(13年10月~14年9月)の暫定予算案をめぐる議論と非難の応酬が続いていたが、与野党の溝が埋まることはなく、10月1日に政府機関が一部閉鎖される事態となってしまった。

 議論の争点は、バラク・オバマ大統領が進めてきた医療保険改革(オバマケア)だ。 1年延期を盛り込んだ予算案を共和党が多数を占める下院が可決したが、民主党が多数を占める上院はこれを否決。

このことは、対岸の火事のように思われる方も多いでしょうが、
 実は現在の与野党の対立は、さらに重大な争いの前触れでしかない。オバマ政権は、16兆7000億ドルという現在の連邦政府債務の上限額を引き上げる考えだが、これにも共和党は反対している。

 10月半ばまでにこの問題が解決しなければ、アメリカ政府が不渡りを出す事態を引き起こす可能性がある。それによってもたらされる米経済の機能不全と世界経済への衝撃は、今回の政府閉鎖をはるかに上回るものとなるだろう。

アメリカから目が離せませんね!!