亡くなられたのが信じられない、信じたくない………!
役者としても人としても愛すべき人でした。粋で洒脱で暖かくて、でも芸にはとことん厳しくて、なんとも魅力的で、凄い人でしたね。
芸に対し、まさに求道者であり、又アグレッシブであり続けた。歌舞伎を愛し、お客を愛し、皆に愛されて…芝居ももちろんビカイチで……ホントになんとも言えない色気を醸し出す稀有な存在でした。
こんないい役者を持って行っちゃうなんて神様はなんと意地悪!悔しいなあ。。。
歌舞伎の世界は五十代はハナタレ小僧とおっしゃていたので、これから益々円熟味をまして、素晴らしい芸を見せてくれたでしょうに。。。
ただ、五つ違いなので、彼と同じ時代を生き、子役時代からの、ドラマや芝居、又歌舞伎も古典だけでなく、力を注いだ平成中村座や野田版歌舞伎等をタイムリーに観られた。その事が、私の宝物の一つとなっている。これからも、ずっと彼の様々な姿を忘れる事はないでしょうね。
勘九郎ちゃんから勘三郎になり、今はきっと文字通りに、芝居の神様になってしまわれたのね。
今まで楽しませてくれて、ありがとう!
涙は今日で終わりにします。だって賑やかで、楽しい事が大好きな人だから。
息子さんらや歌舞伎をこれからも応援し続けますね。
どうぞ安らかに…合掌。