洗濯干しながら、前に広がる操山(みさおやま)に目を移すと、いつのまにやら、数本の山桜の花が、山の模様のように咲いておりました。


山の緑にうっすらと色づいた山桜の点在する様子は、なにかほっこりとしたような心持にさせられます。


近くで見ると、赤っぽい若葉とともに、うす紅色の花を咲かせるその花姿は、、ソメイヨシノのような派手さはないけれど、清楚な感じがいたしますよね


ところで、ソメイヨシノはまだ、百年ちょっとの歴史しかなく、万葉集に登場するのは、すべて[山桜」なんですよ。


昔の掛け軸や屏風を見ても、当然「山桜」が描かれております。



   今日の一句


      あしひきの  山のま照らす  桜花


         この春雨に  散り行かむかも


       [山あいを照らすように咲いていた桜の花だが


                この春雨にもう散ってしまうのだろうか」


   花ことば : 精神の愛  ・  よい教育