歴史的瞬間をみようと、朝からテレビに張り付いていた。

オバマ候補が勝利、米連邦議会選挙も民主党圧勝


先ほど勝利宣言が終わり(あいかわらず、すばらしい演説だった)、新しい時代の幕あけになるだろうと、目頭が熱くなった。黒人の大統領と、白人の副大統領が抱き合う光景を、誰が想像しただろう。

又、黒人、黒人というが彼は実はハーフだ。だからこそ、その彼が、白人と、黒人との間に生まれたオバマ氏が、大統領になる意味は、我々が思う以上に大きいのではないだろうかこのことでアメリカが二分されないことを祈りたいDASH!


母の身内が、明治時代ハワイに渡り、ハワイ最大のコーヒー会社という、アメリカンドリームを果たしているのだが、その息子が、当時、有色人種が、安全に預けたり、借りたりできる銀行がないということで、日本人初のハーバード大学の、商業管理の修士号を獲得し後に、、国際貯蓄貸付会社と不動産会社を起こした。(今は、そのまた息子たちの代だが・・・リーマンショックでどうなってるか心配。。。)それも、差別ゆえだった。。。

 その後一族をたより、戦後すぐにハワイ大学にいった、母のいとこ(イギリス系アメリカ人と結婚})の時代でも、本土ではクリーニング屋、レストラン、そのた諸々ことごとく差別を受けていたとか。


人種差別の根は深い。白人の留学生とかかわる時、時々白欧主義を感じ、さみしい思いをすることがある。一所懸命、誠心誠意つくしても、国に帰れば連絡もないことも・・・もちろんそんな人ばかりではないのだが。。。

(表だって態度に出さずとも、敏感な私は、すぐに相手の心を感じてしまうので、どう接するか困る事もあり、、皆おなじ人間だよと、いってやりたくなるのだ。それに、すべての人のミトコンドリアDNAはアフリカのいち女性に繋がっているということだしね。・・それってイブ?)


そういう諸々を考えると、ますます今回のことは、意味深いと思うのだ。

もちろん、人の心はそうそうたやすく変われるものではないだろう。ただ、何か大きく歴史を変える、一頁になる気がするし、そうあってほしいと心から思う (→o←)ゞ。


ところで、今回の世界同時不況の原因を作った、アメリカの罪はあまりにも大きいし、この状態を並大抵のことでは脱却できないだろうから、これからが大変だろうとも思う。あまりにも、ブッシュ政権からの負の遺産が多すぎるビックリマーク

しかし、若く、志のすばらしいオバマ氏に期待するとともにエールを送りたい。経済よりも、まずは心が、希望が、大切という言葉を信じて。。気長に見守りたい。


又、敗北したマケイン氏の演説もすばらしく、自分を応援してくれた人々に向かい、人種や政策を超えて,オバマ氏を皆で支えようという趣旨だった(と、思う。。)


世界中がオバマ大統領誕生に沸いているといっても過言ではない目

世界の心が一つになることを、日本の片隅で祈りつつ。。。ドキドキ


そうそう、日本にとって、彼がよいかどうかは。。また別の話。日本側から彼にアピールをしていく必要があるだろう。外交手腕が問われるところである。