墓じまい Grave Closure | 設備屋の適当田舎暮らし

子供がいない、先祖代々のお墓。
お墓の面倒を見る次の世代が居ないからお墓を終わりにしよう。
こんな人すごく多い。
石を撤去、更地にして管理者に返納。
ものすごく高い。
墓も家と同じく権利を買っていたわけです。
家は転売可能ですが墓はなかなか難しい。
毎年の管理費、掃除代を払ってくれない。
お知らせを送っても返ってくる。
連絡がとれない。
これもすべて墓じまいの対象です。
墓が日本人の価値観から外れてきました。
葬式仏教のお坊さんも働き口がなくなってきました。
檀家も拝んでもらってもなあ、なんか有り難みがないんや。
ますます寺離れ。
地域の寺は廃寺。
お坊さんが死ぬと次を継ぐ人がいない
粗末な家を買いス-パ-の店員に転進
我々が子供の頃、寺で夏祭り、幻燈会、キャンプなどを
やっていて、お菓子を貰いによく行きました。
他に楽しみもなかったし、
お釈迦様が雲に乗って天上界に居るんだと思っていました。
今は寺と地域の結び付きはほとんどない。
お坊さんも目先の金ばかりで
地域の結び付きで種を撒いてという努力をやらなくなった。
そりゃ廃るわな。
寺業寺損というわけです