小説版「らくだ」読了~♪

落語家 桂文治監修
並木飛暁著

先週から読み始めて通勤中に読んで本日読了~♪

「らくだ」は歌舞伎の方で先に知っていたけれども観たことがなくてずぅーっと気になっていたもの
そして落語も聴いたことがなくて今回小説になってるのを図書館で偶然見つけて読んだ次第です。こう言うのって「タイミング」とか、機が熟すって言うのかな?
満を持してって言うのかな?
とにかく読みどきが来たと言うことでしょう🤭


 落語版を盛りに盛って登場人物の背景や生い立ち、脇役を小説版では増やしており深みが出てるって感じもする。

一部分抜粋すると
「生きていく場所が変わることただそれだけで、人は全く違う命を歩む」
総270ページ
「らくだ」と言う横暴な男が河豚にあたって死んだ話が発端ですが、小説版はそのらくだと言われた男がなぜそんな横暴なのか生い立ちや境遇を書いているのが落語とは一風変わって面白みが増してるような気がする。

読み終わったので解説で推していた笑福亭松鶴さんの「らくだ」を聴いてみる↓

小説だと270ページだけど30分過ぎたあたりで115ページの内容でこうして聴いてみると手に取るように分かって面白い。



小説版の落語が今3冊出ており次は牡丹灯籠を読んでみようかとネットで予約中~😚

今度寄席に行って実際に「らくだ」を聴いてみたいものです🎶

本日は「らくだ」読了~🎶の感想でした