昨日のお昼は、マスコミ試写会に行ってきました。
来週のラジオでもお話させていただこうと思います。
公開は、来年の1月なのでまだまだ先ですが
とても勇気づけられる素敵な映画だったので、
お先に1回、ご紹介をさせていただきますね
アウトドアのブランドといえば・・・
とても有名ですよね~~
ご自分で旅をされていることから、
自然の素晴らしさ、環境破壊のことに触れ、
活動にも力を注いでくださっているお2人です。
設立者のお2人は、40年以上も前に南緯180°を目指して
南米パタゴニアの地へ向かい、16ミリのカメラに収めました。
とても心に残ったお2人は、その後、THE NORTH FACEと、
patagoniaを設立。(趣味として仲間うちからはじめたそうです。)
そして、30年以上も前にフリースを開発。すごいですよね~
ある青年2人が、その40年以上前の映像を観て感動をし、
同じ道を辿って旅に出ます。
この青年と一緒に山登りにチャレンジをしたり、
お2人のインタビュー、環境汚染問題など、
興味深い内容ばかりでした。
まずは、青年たちが乗っていた船のアクシデントから
たまたま立ち寄ったイースター島へ。
枯れた野原。
イースター島といえば・・・
モアイ像ですよね!!
今、地球温暖化の影響で、モアイ像がばたばた
倒れてしまっているそうです。
昔、モアイ像の秘密みたいなタイトルのDVDを購入し、
観たのですが、モアイ像を運ぶためには、
木を何本も切り倒し、木を横にして縦に並べ、
転がしながら、大きな重い像を動かしていたというのが
有力な説だと言っていました。
映画でも同じように言っていて、モアイ像に執着しすぎた
人間はどんどん木を切り倒し、取り返しのつかない状態になっても
まだ切り倒し、モアイ像を作り、結果、食べるものも、生活を
することも困難になり、戦争・・・破滅の道へ進んだという話でした。
それを観て、「今の先進国と同じだな~・・・」と思いました。
お金に執着をしすぎて、どんどん環境を破壊して、
このままでは地球は誰も住めなくなります・・・。
今年70歳だと言っていたTHE NORTH FACEのダグさん、
patagoniaのイヴォンさん、青年とコルコバド山を登ります。
地球の素晴らしさ、大地の素晴らしさをみせてくれる反面、
工場から出る汚染問題も取り上げられておりました。
パタゴニアの川にダムを作るということから、
そこに住んでいる人たち(車も携帯もない人たち)が
声をあげ、どんどん人が集まり、政府に訴える場面も。
感動した・・・。自分たちの住んできた場所を守るのは、
自分たちしか居ない!子供も老人もみんなで声をあげよう!と
いう熱い気持ちがひしひしと伝わってきました。
patagoniaのイヴァンさんは、環境保護団体を大きく支援、
THE NORTH FACEのダグさんは、経済難になった牧場を買収し
過放牧などにより疲弊してしまった本来の自然を回復させるため
活動。やがては国立公園としてチリ国民に寄付、原生地域を
永久に保護をするということを目的とされています。
何かをすると批判はついてきますね。
批判も沢山ある中、
ダグさんの言葉もすごく感動しました・・・
ひとつだけご紹介
「環境問題の話になると、「もう遅い」という声が上がる。
じゃぁ、目の前が崖だったら、あなたはどうしますか?
後ろへ戻るか、そのまま前に進むか・・・
後ろへ戻るはずです。
決して遅くはない、元に戻せるようにしていく方法がある。
一人一人が出来ることは沢山ある。
意識を持って行動していけば変わる。そう信じている。」