音楽のように
友人が、名古屋市長を見るとサバンナの八木さんを思い出すそうです。
こんばんは、パティシエフルサワです。
今日はパティシエにとって重要な物の一つ、ルセット(レシピ)についてお話したいと思います。
修行先のお店や講習会、コンクール参加など、色々なかたちでルセットは増えていきます。
特に「パティシエ」という言葉が広く認知され始めた頃より、雑誌や専門誌、さらにネットなどで、本格的からプロ向けのルセットに数多く触れることができるようになりました。
その中で各々が試行錯誤し、オリジナルのルセットができあがります。
もちろん、代々受け継いでいく伝統と共に・・・・。
手元に資料が無いので正確な記述は忘れましたが、世界のトップパティシエの1人、杉野シェフの著書の中に「ルセットは音楽家の楽譜のようなもので、演奏する者により変化する・・・・」というような内容が書いてあり、当時まだまだ修行中の私は、なんとなく理解できる程度でした。
時が経ち、「教わる」から「教える」立場になり、さらに自分の考えたルセットを相手に伝える場面が多くなるにつれて「楽譜」という本当の意味が解ったような気がします。
自分の店を持った現在、製造は私1人なので「伝える」ことは無いのですが、それがかえって「ルセットは楽譜である」ことを私に痛感させてくれます。
どんなに疲れてても、どんなに忙しくても、毎回仕込みの時、ルセットを前にしたら必ずひと呼吸ついて、お客様に感動してもらえる演奏(作品)になるように気合を入れる毎日です。
ではまた。
