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 高校ラガーマンの憧れの聖地である「花園ラグビー競技場」への過程で、どの学校も各県で
 一度も負ける事無くトーナメントを勝ち進み優勝しなければならない。

 特に高校入学後2年半の月日を、ラグビーに必死で打ち込み、痛い事も、辛い事も、
 そして時には大怪我をして、苦しく悔しい思いを経験した事もあるであろう。

 しかし、その辛さ苦しさを、「目指せ花園出場!」 との思いが、ラグビーを「楽苦備」として
 自身が受け入れ取り組みを行なってきた彼等に、ひとつの現実であり残酷な答えが試合結果として
 示された。

 瀬戸西 7:33 旭野 結論の4トライ差は、何が起こるか解らない高校生ラグビーとはいえ
 逆転容易な点数差でない事はお解かり頂ける事と思う。

 しかし、試合開始直後からとても緊張した、明和戦で苦戦した経験を持つ旭野陣営も、思いの外
 苦戦を感じていたのではないかと感じる、ひいき目な素人目にはイーブンな試合展開であった。

 1トライを許してからの、展開は?と言えば、やはりすぐに切り替えが出来ない高校生らしく
 やや下向きになってしまった事はとても残念である。
 (ラグビーをやった事のない一人のおっさんの言う事など耳に入らぬ事と思うが・・・)
 
 前半の終了時の2トライ1ゴールの12点差の段階までは、如何に後半気持ちをに切り替え
 立ち直って試合に挑めるかが勝敗の大きな鍵となる事は、誰の目にも明らかであった。(と思う)

 しかし、後半が始まって5分経過の頃、ゲームの流れをほぼ決定付ける3トライ目を奪われしまい
 グランドに立ち挑戦者の立場でなければならない瀬戸西ラグビー部は、ますます我を忘れてしまった
 かの様な展開で自分達のゲームを最後までさせてもらえない、悔しいい結果となってしまった。

 意地の1トライを奪い、結果論的な完全ワンサイドのゲームは回避した、が、しかし時間は
 止まってくれない。

 No side!  試合終了のホイッスル。   

 「負けた」

 瀬戸西高校ラグビー部の「花園への道」は途絶え、そして3年生には事実上の「引退」の時が
 現実となってしまった。
 逆説的には、1-2年生は、3年生の諸先輩がいたから強かった、瀬戸西ラグビー部を継続して
 強い瀬戸西であり続ける宿命と自立を宣告され、先生方の指導の下「巣立つ」時が来た。

 3年生の総ての部員には、本当にお疲れ様でした。 そして、素晴らしい数々のプレーで
 見る者を魅了させてくれた事に、感謝の気持ちでいっぱいである。
 
 本当にありがとう!

 この「No side」は、瀬戸西ラグビー部の終わりを意味している訳ではない。

 前述した様に、3年生は新しい道を目指して新たな取り組みが始まる。
 その道に「ラグビー」を選択する者、勉学を選択する者、個々に様々な選択肢があり、
 無限の可能性を秘め、新しいスタートラインが用意されている事であろう。

 同様、1-2年生には、「巣立つ」自立の課題が用意されている。

 どちらも、決して終わりではなく、共に新しいスタートである。

 以前、同大会の1回戦が瀬戸西高校グランドで行なわれた時、同じ瀬戸の名を冠した
 「瀬戸北高校」を取り上げ、高校ラグビーにおいて、本当に努力している者が、1つの試合で
 どんな大差で試合に負けたとしても、「敗者」ではない。

 しからば・・・その答えは、既に高校を卒業して大人となってしまった私が評価判断するものでもなく
 (ラグビーに限らず)必死に取り組んできた本人が導き出すものである。
 「~だったら」「~であれば」と仮説ではなく、現実に自身の結論を導かねばならぬ時が来たと
 正しく認識し自覚を有して言動共に、「さすが!瀬戸西ラグビー部!」 と、客観的にも評価される
 学生生活を過してくれる事を強く希望している。

 「瀬戸西~! ウォ~!!!」



「楽苦備」=ラグビーというスポーツは、苦しさを乗り越えた者が得られる楽しさを備え持った
      素晴らしいスポーツである。 (引用=元全日本監督 大西鉄之助氏)

画像概要
〇邱臍哀▲奪彝始!
∋邱臍哀漾璽謄ング with 千羽鶴=ベンチに掛かっているジャージ同色の千羽鶴
試合前 円陣! 
せ邱膤始! 
ヅ験 フォワード陣
ε験 バックス陣(いつもの展開で行け行けGO!)
Д好ラム 力で負けるな!
┷禿戞‥験バックス陣 
ハーフタイム
ラインアウトからの攻撃
No side!   本当に良く頑張ってくれました。