ミステリーで学ぶスペイン語会話(3)
・前回までのあらすじ
都心のデザイナーズマンションを拠点に据えたマリア(23)は、
異母兄が残した古い手紙を頼りに、彼がかつて通っていたという日本語学校へと向かった。
・本文
翌朝、マリアは朝の喧騒に包まれた新宿の街を歩いていた。
リペリア航空のファーストクラスで世界中を飛び回り、
ロックバンドのボーカルとして熱狂の渦の中心にいた彼女にとって、
静かに目的地を目指すこの孤独な歩みは全く異なる種類の緊張感を伴っていた。
やがて、手紙に記された古い雑居ビルの一角にある日本語学校へとたどり着いた。
古びたガラス扉を開けると、受付には日本人の女性スタッフが座っていた。マリアは緊張を隠しながら、丁寧に声をかけた。
「Buenas tardes. (Good afternoon / こんにちは。)」
スタッフは突然の外国人の訪問に驚きつつも、マリアの凛とした雰囲気に押されるように応対した。
マリアが15年前にここに在籍していたという異母兄の名前を告げると、スタッフは少し戸惑った表情を浮かべた。
当時の古い書類や名簿は倉庫の奥にしまわれているという。
すぐに引き出すことは難しいが、後日改めて連絡をくれることになった。
マリアは名刺を受け取り、丁寧に対応してくれた相手に再びお辞儀をした。
手がかりはまだ確実なものではないが、確実に前へ進んでいる。
彼女はビルを出ると、見上げた東京の空に向かって深く息を吸い込んだ。
「¿Qué pasa? (What's up / どうしたのですか?)」
自分の心の中で湧き上がる焦燥感に問いかけるように、彼女は小さく呟いた。
しかし、すぐに気持ちを切り替える。
「Comprendo la situación. (I understand the situation / 状況は理解しています。)」
焦っても仕方がない。彼女は次の予定を確認するため、スマートフォンを取り出した。
画面には今日のスケジュールが表示されている。
「Tengo tiempo. (I have time / 時間があります。)」
まだ時間に余裕はある。
彼女は周辺の土地勘を養うために、近くのカフェへと足を運ぶことにした。
その道すがら、彼女は周囲の景色に目を向けた。
「Muy interesante. (Very interesting / とても興味深いです。)」
東京の街並みを観察しながら、彼女は調査への意欲を新たにした。
「あとがき」
新宿の日本語学校で思い出すのが高校時代に時々出入りしていた場所。
留学生がたくさん居て知り合いになれて覚えたての英語も試すことができた。
あのモチベーションのおかげで暗記した500英文(入試レベル)も役立ち英会話スキルが飛躍。
語学は間違いを気にしないでどんどん話すのが上達のコツと気付いた。
インプットをどんどん進めれば上書きされてアウトプットの質も上がっていく。
ところで、インプラントであるがけっこう高くなりそう。
低価格帯の車なら買えてしまう値段になる運転しない私には見合っているのかもしれない。
人生も自然界と同じくバランスなのだろうか。
私の場合、医療費がほぼゼロでも他の面でコストが掛かっている。
10代後半から20代後半は本代がハンパなかったが今では
新知識の学習にはAIに学部レベルの教科書を作らせて自習している。
そういうことが可能なのも昔の本代投資バランスのおかげなんだろうと思う。
そんな南欧首都の空はすっかり秋が板に付いていて美しい。
では〜
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