「古典文学」浮気な夫を正論で追い詰める手紙(後編)
(お知らせ)マチコシリーズは9月から再開の予定です。
音信不通を決め込み、別の女性を連れて帰ってきたパートナー・イアソンに対し、ヒュプシピュレーの正論による反撃が本格化します。
彼女は相手の新しい女性を「怪しい薬を使う不気味な存在」と冷静に分析した上で、英雄気取りの彼に対し、最もプライドを打ち砕く一言を放ちます。
「あなたが倒したという怪物、本当にご自身の実力ですか? 彼女の力(魔法)がなかったら、生きてすらいなかったのでは? 実質、彼女の功績ですよね。」
怒鳴り散らすのではなく、「男として一番誇りたい実績」を「女の助けがなければ何もできなかった事実」として無力化するという、極めて鋭い指摘です。
最後は「あなたによく似た子どもは私が育てるので、どうぞその方とお幸せに」と冷ややかに切り捨てて幕を閉じます。
感情に任せて暴れるのではなく、知性と事実を用いて相手の優越感を完全に打ち砕く、見事な立ち回りです。
・あとがき
やっぱり、こういう身勝手な男にはプライドをグサッと刺すのが一番効きますよね!
相手が一番痛いところをズバッと突くのがポイントです。
ただし、下手に感情的になって逆ギレされないよう、あくまで「冷静な理性」で詰め寄るのが賢い女子の立ち回り。
古代の作品とはいえ、現代の人間関係でもめちゃくちゃ参考になるのでは?
追記: 現代社会の原点はローマ時代に完成していました。現代社会では、知識は増えてもウイズダムとなるとローマ時代に遠く及ばないのではないかなと。
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