福島ユナイテッド月報~5月・ダービー、コロナを超えて~ | サッカーは片手間に。

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主に福島ユナイテッドについてサッカー未経験者なりに。

 

 

5月月報です。

 

まずはTopixをいくつか。

 

初のJリーグでの福島ダービー(5/4)

 もう一月経つんですね?最近な気がしてしまいますが。なんと言っても過去最多の4501人の観客を迎えて行われました。 

 集客要因を考えるTLもありましたが個人的にはやはりテレビ・新聞の宣伝が一番かと。

 もちろん当事者間での盛り上げもありましたが、やはりメディアが一番影響が大きかったと思います。

 2番目の要因はGW中日という前日・翌日が休日になっていたのも大きいかと思います。

 社会人ならわかると思いますが(笑)「翌日休みなら明日ごろごろすればいいし今日遊ぶか~」となりやすいんですよね。

 まぁ、分析はもっと詳しい人が言ってくれるでしょう。

 

大赤兵衛祭、開催。

 5/29vs宮崎戦は年1の会津開催であると同時に奇祭(?)赤兵衛祭が開催されました。

 中身はもはやおなじみ、だじゅうるさんが上げていますのでこちらを見ていたければと思います。

 福島ユナイテッドFCの奇祭「大赤兵衛祭」のすべて : Jリーグマスコットのことばかり考えるブログ (livedoor.jp)

 マスコットから勧誘されまくった結果、京都から福島県まで日帰りで行った話 : Jリーグマスコットのことばかり考えるブログ (livedoor.jp)

 現地に行けてないので知ったような口になってしまいますが、だじゅうるさんが言うように「この日に至るまで赤兵衛さんが奮闘してきたことをみんな知っているので、参加者も一緒に盛り上げようとする意識がとても高かった」ことが会津を赤べこで埋め尽くした幸せ空間だったんじゃないかなと思います。

 

 個人的にうれしかったのは、今回の会津開催を「会津在住の方が盛り上げようとしていたこと」です。

 もちろんこれまでもそういう風向きがあったのかもしれませんが、今回ポスターをはじめビラ配り、宣伝を会津在住の方々(特に精力的に見えたのはtwitterのなべさんかな?)が多く携わっていただいたことが個人的にはうれしかったです。

 同じ興行でも、「ユナイテッドが行きますよ!」と「ユナイテッドが来る!」というのは大きな違いだと思います。

 行く→行くから来てね、という福島からの発信

 来る→来るから会場に行くぞ!という会津側からの発信

 福島市の福島ユナイテッドを会津の方々が積極的に向かい入れる姿勢に、僕は「少しづつだけど福島がユナイテッドしてる!(結びついている!)」と感じたんですよ。ほんとに。

 なのでこの関係がもっと深くなればな~と思いますし、このまま郡山もユナイテッドできればな~と思ってます。

 

 

連絡橋、(当社比)ちょいバズ

 私事にはありますが.............笑

 赤裸々に気持ちを書いたnoteがいつもよりたくさんの方に読まれ、コメントを頂きました。

 僕は福島ダービーを見るのが怖かった。|連絡橋|note

 どれぐらい反響があったかというと、閲覧数が通常の110倍と言えばわかりやすいですかね?

 また、いろんな方から共感や感謝やダービー観など面白いコメントももらいましたので機会があればこれも紹介できればと思います。

 

 

 

それではサッカーに行きましょう。

 

5月 5試合3勝1敗1分 12得点2失点 

J3  3試合1勝1敗1分 4得点1失点

天皇杯 2試合2勝    8得点0失点

 

J3リーグ 5勝4分1敗 4位

天皇杯  2回戦進出

 

※vsいわき

寸評なし、評価のみ下記図でご確認ください

 

 

↓9節 vs鳥取

 

 

↓10節 vs宮崎

 

 

 

今月はなんと言ってもダービー2連戦でしたね。

こちらはコロナで苦しい陣容でしたが、1勝1敗というのは及第点だと思います。

 

これ書いているの浦和戦の直後なのでそれについても書きたい気持ちはありますが、あれは6/1の試合なのでまた6月月報で。

(気が向けば単体の記事として書くかも)

 

全体で見れば概ね好調をキープできた5月なのかなと思います。(特に前半はコロナの影響も大きかったことも踏まえると)

少し引き分けが多いのは気になりますが、リーグ戦10試合で勝ち点19というのは十分昇格可能ペースです。

ただ、内容で言うと宮崎戦・いわき戦と課題が少しづつ見えてきた月でもあります。

 

 

今月のMVPですが山本海人です!

 

堅守の要となっている山本選手。特に宮崎戦では好セーブの連発でクリーンシート。

まさに守護神という活躍で欠かせない選手の1人です。MVPは基本リーグ戦の成績だけで決めているのですが、天皇杯いわき戦の活躍も加味したいところ。まぁそれを抜いたリーグ戦の働きだけでも今月のMVPになるのですが。

ちなみに次点は北村。ここら辺は概ね同意できるんじゃないでしょうか?

 

 

今月からの試みとしてMonthly Pickupを始めます。

これは毎月誰か1選手をピックアップする試みになります。

 

第1回は今季成長著しい北村椋太選手です。

 

まずは基本から。

北村椋太 - Wikipedia

 

もともと大学まではDF、左サイドバックの選手でした。

加入は去年3月。左サイドの吉田朋恭選手が急遽J2山形へ移籍、その穴埋めの形で加入が決まりました。

(湘南ユース時代の監督が時崎監督というのも大きかったと思います)

 

強い気持ちと強い意志|北村椋太|note

↑はまだプロになる前のノート。ハングリーさを感じさせます。

 

去年は3試合、112分の出場にとどまりましたが、今年はここまで天皇杯含めて全試合スタメン出場とフル回転しています。

今年の躍進の理由を少し考えてみたいと思います。

 

まず、今季のスタートは左サイドのサブの選手でした。

その後吉永の怪我で左サイドのレギュラーの田中が右サイドに回ると、繰り上げでスタメンに。

個人的に考える大きな点は3点。

・服部監督が守備に重きを置く監督であること

・田中のストロングポイントであるクロスを活かす戦術を元々組んでいたこと

・北村のストロングポイントも左足からのクロス

つまり、「北村が生きるような素地ができていたこと」が大きいと思います。

 

去年だと(あくまでも想像の範囲ですが)

・どちらかと言うとWBに攻撃力(クロスよりも突破力)を求めていた時崎さん

  →象徴的なのが橋本・森の右WBでの起用ですね

・不慣れなWB

・北村の上位互換的存在で田中康介が君臨していた

というところが大きいかと思います。

 

また、今季の成長としてクロスの選択肢が増えたことも大きいと思います。

これまで持っていたものかもしれませんが、特にグラウンダークロスの頻度、質が今季は素晴らしくて天皇杯いわき戦のアシストが印象的だと思いますが、僕が一番推したいのは鳥取戦のプレー。

もちろん2アシストも素晴らしいんですけど、ハイライトには映ってないところで前半11分のパス(CKを取ったシーン)、ほんとに見てて声が出た。

ああいうチームメイトが良く見えているのは今季の進化であり、試合慣れして本来の力が出せるようになってきた証なのかな、と思います。

 

 

6月のスケジュール。

 

6/1 vs浦和 0-1

6/5 vs藤枝 0-6

6/12 vs北九州

6/18 vs岐阜

6/26 vs八戸

 

今月の現地参戦は浦和戦と「もしかしたら八戸……?」という感じ。

6月月報は6月中に出せるようがんばります。。。。。。。。。

 

 

それではまた。