27節 vs長野 引き分け?それとも? | サッカーは片手間に。

サッカーは片手間に。

主に福島ユナイテッドについてサッカー未経験者なりに。

 

 

「目標」に届かず。

 

 

というわけでスタメン。

 

上畑と河西はベンチにも入らず。怪我なのか?

トカチは森の代わりのジョーカー要因だと思います。

ベンチには北村と柴が久々に入ってますね。

 

全体感想ですが「攻めあぐねた試合」だったと思います。

福島ユナイテッドFC 2021マッチレポート | 11月14日 vs 長野 | データによってサッカーはもっと輝く | Football LAB (football-lab.jp)

J3 第27節 福島 vs 長野のデータ一覧 | SPORTERIA

特にヒートマップを見て欲しいのですが、長野よりだいぶ前のところでボールを回すことができていました。

また、試合全体のデータでも

・30mライン侵入数(相手ゴールから30mまでのエリアに侵入した回数)

・ペナルティエリア侵入数

・シュート数

はいずれも福島が上。30mライン侵入数ではダブルスコアを出しています。

 

しかし、ゴール期待値はどこのデータサイトでも福島<長野となっています。

 

これが意味するのは端的に言えば

「攻めてるけど決定的なシーンは作れてないよ」

ということです。

 

ゴール前でどう崩すのか?シュートの精度は?

そんな試合だったと思います。

 

 

 

今節は時崎監督の「狙い」を考えていきましょう。

ポイントは「なぜトカチではなく、森を先発起用したのか?」

 

 

 

今節時崎監督はサイドからの攻撃を持ち味とする長野相手にサイドが比較的薄い3バックを採用しました。

 

ここで福島が取れる手段として
4バック→相手のサイド攻撃をしっかりと受けて自分のペースにする
3バック→積極的に攻撃をして相手を攻撃させるチャンスをつぶす
があります。



ということで3バックを選択して攻撃的に行く狙いは
・長野の武器である両サイドに守備をさせる状況に追い込んで無力化すること
になります。



この狙いを見るとなぜ森を起用したのか、がわかります。

 


トカチも森もドリブルで推進力のある選手ですが
トカチの特徴→パワーのあるシュート、パスでの展開力。
森→ドリブルで相手をかわすことができる。前に進む・引き裂くドリブル
となります。


今日の狙いは「守備させる状況に追い込む」なのでより後ろ後ろへ追い込むことがより向いているのは森、となり森が起用されたのではないか?と思います。

後半は4バックにしたことでしっかりと受けることでより展開力のあるトカチが生きるようになったと思っています。

どんなフォーメーションで、どんな選手を使って、どう生かすか。

それだけで見返すと面白かったりする・・・そんな試合だったかと思います。



MVPは文句なしでトカチで!

負けを覚悟した試合で一振りで決める。まさにエースという働きだったと思います。

・・・これ以上言葉がない。素晴らしいの一言でした。



採点。引き分けなので5.5基準です
福島ユナイテッドフットボールクラブ J3リーグ Sec.27採点|Football Scoring (anywaycount.com)



次節はYSCC横浜と。

下位ですが、後半戦だけで見ると5勝3分2敗で福島よりも良い成績。(ちなみに福島は3勝3分け5敗)
史上最高の順位を目指して。4位までは勝ち点差4とまだまだ可能性のある差。

 

少しでも勝ち点を積み上げて、その積み上げた高みから、遠くの景色を見ましょう。

その時、来年の「昇格」という文字が見えてくるはずです。