今日,警備終了後,昼食を食べに行った際に,受令機の話題になりました.
消防団員は基本的に消防無線を介して出動命令を受けます.そのため,各団員の自宅には,受令機が装備されています.受令機には様々なタイプがありますが,通常はラジオ型の装置です.
通常,24時間電源を入れっぱなしにしておき,消防署から発せられる無線を聞いて,出動命令を判断し,消防団詰所へ参集し,火災現場等へ出動します.
ちなみに,出動命令を受けるために必要な受令機は,各消防団で積み立てた活動費の持ち出しになります.また,個人負担で受令機を準備している団員もいます.
それで,話題の中心は,消防無線のデジタル化に関して.
平成28年5月31日までに消防無線を完全にデジタル化しなければならないのです.そのためには,地元自治体は莫大な費用(税金)の負担をせざる終えないこと,消防団員が装備している受令機をすべて入れ替えなければいけないこと,デジタル受令機は現在のアナログ受令機の数倍の値段が予想され,すべて入れ替えるのは不可能なこと,つまり,出動命令を受けることが出来なくなり,組織機能が低下する可能性が極めて高いことが予想されます.
最近は携帯電話を持つようになったので,緊急電話連絡網を再び活用する時期が再来することになりそうです.もちろんこれらの電話代等も個人持ちだしです.無線なら,一発で出動命令を受けることが出来ますが,電話連絡網になると,おそらく,初動体制に数分~10分程度の遅れが発生する事になるでしょう.昔,アナログ受令機が各団員に行き渡るまでは,電話連絡網を回していたそうです.デジタル化により,消防団機能は一歩後退って所でしょうか.
この消防無線のデジタル化に関して,世間ではどうも物議をかもしているようです.デジタル化することによるメリットもあるけど,デメリットの方が多いという意見が非常に気になります.
周波数帯が変わり,通信距離が短くなる.(通信できる範囲が狭くなる)
通信距離が短くなることを補うために,中継基地を追加新設する.(税金投入)
中継基地が被害に遭うと,無線網が機能しなくなる.(いざという時に使い物にならない)などなど
おまけに,デジタル化導入を決定するためのテストを行ったところ,そのテストの報告内容がおかしいらしいです.
どの様におかしいのか?テスト結果にはあり得ない評価が記載されているそうです.誰かの都合が良いように,報告書の改ざんが行われた可能性があるそうです.この辺り,もう少し自分なりに勉強してみる必要があります.