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加藤諦三『成功と失敗を分ける心理学[愛蔵版]』より一部を引用してお送りします◎④
引用
子供の限界に親が怒るのは、親が子供に頼って生きているからである。
親は、子供でもって親戚を見返してやりたいと思っている。
そんな親にとって、子供の限界は許せない。
親は自分の傷ついた神経症的自尊心を、子供の名声でいやそうとしている。
子供の名声で自分の恨みをはらそうとしている親にとって、子供の限界はがまんならないのである。
劣等感の強い親は、子供の限界を受けいれられない。
親に受けいれられなければ、子供は当然自分の限界を受けいれられない。
かくして劣等感は遺伝してゆくのである。
その遺伝を拒否できた時、はじめて親を乗りこえることができたのであり、自信を持てるのである。
(p.182)
以下、甘夏
痛ましくも家庭の児童虐待で
亡くなった子のエピソードを聞くと
年齢と比べて、驚くほど献身的だと
感じることがないでしょうか。
極限状態まで追い詰められて
異常に適応しようとしたということです。
しかし、この時の親は
子どもに過大な目標を課し続け
自らはそれに満足することがありません。
結局のところ
他者を使って自分の劣等感を
埋めることはできません。
私の親は
「ギャー
言うことを聞けー
」
と罵って従わせるしか
伝達方法がありませんでした。
小さな子どもが駄々をこねて
理想的なお母さんが世話してくれるのを
待っているのと同じ状態です
つまり、半永久的に満たされない
幼児的ナルシシズムで生きていて
本来自分達が育むはずの子供に
無関係なワガママをぶつけ
そこからは何も解決しないのです。
「自分より大変な人達もいる」
とは言うものの
自分は不当に損をしているいう
幼児的感覚があるので
子どもという(魔法の)道具を使って
自分が取り返すのは当たり前と
無意識に思っています![]()
親の期待に沿えなくなる
恐怖と喪失感もつらいことですが
大人になっても期待に応え続け
上手くいってしまうのも
親と同じように
自分が周囲(目下)に劣等感をぶつけ
被害を拡大させる可能性があります…。
子が張り詰めて
事件になることがありますが
その時に“毒親”とされて
心から反省するかというと
子ども(自分の道具)のせいで損したくない。
けど私が悪いってなってるから、謝っとくか
と、愛ある関係を自分が知らないから
分かりようがなく
それまでの態度や行動も
世間にバレなきゃいいやという
軽く幼稚な動機で行われたことが
想像されます![]()
一種冷たく諦めることが必要なのは
時間もかかり、大変なことですが
精神的に自立した上で
表面的には毒親を立てるかたちで
うまくかわすことも
悩んでから半生かけて
可能かもしれません。



