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この話に出てくる叔母もちょっと様子が…なので、単純な美談では終われませんが
私の父方に同世代のいとこ三姉妹がいて
真ん中の子は私と同じ歳です
いとこ達が結婚したのは何年も前で・・・
それぞれに複数の子どもがいます
数年前、同い年のいとことその旦那さんと、最初の赤ちゃんが誕生してから一度会いましたが
何というか、爽やかで、きらきらしい夫婦なのです
キラキラ系なんじゃなくて、精妙な気が立ち上っているというか、真摯で怜悧
夫婦だからと馴れ合わず、人として輝いている感じがしました
自尊心低かった私は、同じ職場だったとしても容易に近づけないだろうなという印象も当時持ちました
六歳頃、いとこは寝相も悪いしとりわけ優しいという訳ではありませんでした。
私の方が気を遣うタイプだったと思います
祖父母宅に泊まりながら、私は
”子孫繁栄って何がめでたいんだろう、いっそ人類滅亡した方が幸せじゃなかろうか”
と純粋に疑問を持っていました
(子どもを持たない人生を、わりとナチュラルボーンで思っていて…
『そんなこと思う人は少数だろうなぁ』と黙っていたら
時代が進むにつれて、同じような人が思ったよりいたことが判明し、特殊ではないのだと知りました。)
いとこ達の母(私の叔母)は離婚しており
経済的、精神的にも、大変であったことは想像に難くありません
それに引き換え、私の実家は、形式的には何不自由なく見えていたでしょう
もがきながらもたくましく、それぞれに素敵な大人となり、幸せな結婚をしたいとこ達は立派だと思いますし
人には、本人の努力はもちろん、
適性というか、運命というか、志向というものがあるなとも考えました
この記事を思いついた時には
劣等感も嫉妬も全くなく、あっさりとここで終わりでしたが
(すべての人にとって結婚・出産が良いものとは思わないけれど)
自分はこれで良かったのだろうか?と一旦立ち止まって考えてみたことも、一応ここに記しておきます