変化を望むということは自分を否定すること? | 自由に美しく生きてゆく

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日常で感じたあれこれを、
ときに心理学の観点も織り交ぜながら、
徒然なるままに綴っています。
常識という見えない鎖から解放され自由に、
そして自分という個性を愛する美しい女性になれるような
情報を発信していきます。

幸せになりたい

もっと楽に生きたい


誰しもがそう望む。



だから

「変わりたい」

なのだと思ったんだけどね。


人間って複雑だな。



* * *



心理カウンセラーのゆみねぇです。


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それを感じたのは

とあるご相談者Dさんと

お話していた時のこと。



現状がしんどくて、

もうどうしたら良いのかわからない。


でもこのままでは八方塞がりだ。


そう言って悩んでいる。



じっくりとお話を伺っていくと、

Dさんの中に「怖い」が人一倍あって

それがあらゆる行動を阻害しているのが

見て取れた。


その「怖い」を克服していけると

もっと楽に生きられるようになるので、

怖いと感じることにも

少しずつチャレンジして

怖いと感じるものに慣れていきましょう。


そう言って前に進めるように

背中を押してみたのだけど、


どうも納得がいかない様子。


その時にDさんが言われたのが

「怖いと思う自分も消してしまいたくない」

というお気持ち。


もちろん、「怖い」という感覚は

いろいろチャレンジしてみて

消そうとしたところで

完全に消えるものではないのだけど、


この言葉の意味は

「自分のアイデンティティを消す」

ことへの抵抗なのだと感じた。


今の自分を否定したくないという

気持ちでもあるかもしれない。



Dさんがそうハッキリと仰ったので、

それなら「怖い」を克服することを

進めるのではなく、


「怖い」と感じる自分とも

共存していけるように

やり方を考えていきましょう。


という方針で進めていくことになった。






「変わりたい」の裏には

どうしても、

「今のままじゃダメだ」

がくっついてしまいがち。


今の自分を認めつつ、

より良い方向への変化をといった

見方ができれば、

変わることへの抵抗感も薄れるのかも。



逆説的ではあるけれども、

変わるために必要なのは

今の自分でいいと思える

自己容認なのかもしれない。


Dさんとのやりとりが

大変勉強になりました。




 
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