タイトルを見て、
お気づきの方もいるのでは？
昨日はこれを観てきました。
＊ ＊ ＊
私にしては珍しく、
邦画のラブストーリーなのに
劇場で観たこの映画。
「たった三度会ったあなたが、
誰よりも深く愛した人だった」
このキャッチコピーが
あぁ、なんかわかる。。。
そう思って興味が湧いたのだと思う。
福山雅治さんと石田ゆり子さん、
ともに美男美女だし、
フランスやＮＹの背景が
とても美しい。
あと、音楽も良かった。
エンドロールを見ていたら、
この曲「幸福の硬貨」の
クラッシックギターは
福山さんが弾いているそう。
それに菅野祐悟さんのお名前が。
ドラマ「昼顔」のテーマソングで
青木カレンさんとコラボしていた方。
あの曲も大好きだった。
ドラマを観ながら
「このドラマが人気なのは
この曲のお陰だな」
と感じていたぐらい。
全体としては
映像も音楽も美しく、
素敵な映画でした。
大人の恋愛っていうのは
激しく熱くても
静かなんだなと感じた。
そしてテーマが
タイトルに書いた通り
「未来の出来事によって
過去は変えられる、変わっていく」
起こった事実は変わらなくても
その後に起こる出来事で
過去に対する解釈は変わっていく。
すなわち、
辛かった過去の思い出も
その先の幸福な未来によって
書き換えられることがあると
いうことだ。
この後、思ったことをつらつらと
適当に書いていくので、
結構ネタバレあると思います。
ネタバレはイヤだという方は
続きを読まないようにご注意を。
＊ ＊ ＊
まずは福山さん（役名はマキノさん）、
アーティスト気質だからか
無邪気にグイグイと
なかなか積極的だなぁ。
そんなふうに来られても
普通なら退いちゃわないか？
と思いきや、
石田ゆり子さん（役名はヨウコさん）も
割とすぐに恋に落ちちゃう。
そんな簡単でいいの？！
な展開だけど、
きっと原作では
もっと繊細に感情表現されている
ところなんだろうと思ってる。
婚約者の伊勢谷友介さん（役名Richard）が
ナチュラルに欧米人っぽくて、さすがです。
正直、私ならこちらを選ぶなぁと
感じるぐらい登場のシーンが素敵だった。
でもまぁ好みは人それぞれだ。
気持ちが理解できなかったのは
マネージャーそれやっちゃう？！
っていうすれ違いのシーン。
後で自分が苦しむことになるって
思わないのか。
って、これやらなかったら
ドラマにならないけどさ。
でもそこからまさか
この二人が結婚するなんて。
マキノさんのタイプではなさそうなのに。
でもヨウコさんに
「あなたそれで幸せなの？」
と訊かれて
「幸せです」
と答えた彼女は潔かった。
それにＮＹへ旦那サマを送り出す時に
普段は「サトシさん」なのが
「マキノさん」と呼びかけ、
一人の男性に戻す覚悟をしていたことも。
切ないな。
マキノさんとの恋が実らなかった
（と思った）ヨウコさんが
結局婚約者のとこに戻って結婚したのも
私としては「アリなん？」な
展開だったけど、
そこがやっぱり上手くいかず破綻。
そりゃそうなるわなぁ。
すれ違いのところは
もっとお互いに
ちゃんとフォローし合おうよ
そう思わずにはいられない。
出会ってからそれほど経っていない
信頼関係ができる前の二人だから
仕方ないのか？
といったツッコミはありつつ、
この二人の気持ちがずっと
続いていたのはとてもよくわかる。
恋愛感情って
不完全燃焼で終わらせてしまうと
いつまで経っても忘れられないまま
残るものだ。
逆に言えば、
忘れられない人との恋愛は
冷凍保存しているようなもので、
再会すれば気持ちがその当時の状態に
戻りやすくもある。
お互いにあまり変わっていなければ
という条件付きだけど。
映画の最後は
その先を観客の想像に委ねる
タイプだった。
どの展開を見るよりも
良い終わり方だったのでは
なかろうか。
なんせ石田ゆり子さんが
素敵だわ〜！
あんな可愛らしい大人女子に憧れる。
それを見るための映画と言っても
過言ではない。
★今日もご訪問ありがとうございます
★シェア、リブログは大歓迎です(ご自由に)
現在受付中のセッションとイベント