身体は体温が高ければ、汗をかき、
低ければ震えて身体を温めようとします。
身体に病原菌が入れば、熱に弱い病原菌を
退治する為に、発熱します。
これは、生きる為に身体を一定の状態に
保つ為に起こる「恒常性維持機能」です。
何かが、起こればそれを打ち消す何かを
起こし元の状態に戻すということです。

体中を常に点検しながら、作動するのに、
体中に張り巡らせている「血液」が使われて
います。
「血液」の主な役割、機能を調べると、
*「呼吸」することにより、酸素、二酸化
炭素の運搬をします。
*「栄養(糖、脂質、アミノ酸、タンパク質
等のエネルギー基質)」の運搬。
*全身への、情報・指令伝達(ホルモン)
*細菌への免疫機能発露、異物に対する抗体
生成も行う。
*体温調整
*排出
*化学受容器、圧受容器に適合刺激を与える。
*体内の酸と塩基の化学平衡を維持して
pHを調節する。
*水分代謝を調整し、血圧や組織液の浸透圧
などをコントロールする。
「恒常性維持機能」の要は「血液」なのでは
ないでしょうか。
「血液」は水分です。
液体は酸性、アルカリ性の程度を表す水素
イオン濃度数を表す「pH」という記号があり
ます。
pHは英語で「potential of  hydrogen」。
直訳すると、「水素の潜在力」となります。

これだけの働きをする血液のpHは弱アルカリ
性(7.35〜7.45)に保たれています。
アルカリ性に傾き過ぎると、痙攣、痺れ、
吐き気の症状が出て、酸性に傾くと、
免疫力の低下、疲労感、脱力感が出ます。
どちらに傾いても何か(病状)が起こし、元の
状態である弱アルカリ性(7.4)に戻していき
ます。

私たちが思う病状は血液のpHを7.4にする
為に起きている症状だったのです。

これにより、食品も「体に良い」「何々に
効く」と特定の物はない事がわかります。
弱アルカリ性(7.4)に保たれる為に症状が出る
わけですから、その時の体調により食べたい
ものを中心にバランス良く食べる事が、
健康維持につながります。

酸や塩が水のような液体に溶かされた時に、
個々の溶質の粒子が溶媒分子の力により
分散した時に生じる電解質。
塩は陽イオン(溶液が電気を帯びた分子)及び
陰イオンがイオン結合で結びついている化合
で比誘電率の高い極性溶媒中では、イオン
静電気力が減少し、さらに溶媒和により
イオンが安定化されるため電気を帯びた
イオンに分離します。
高等生物は細胞の内外で、微妙で複雑な電解
質の平衡が必要で、人体の給水、血中のpHを
制御するのに影響しており、また、神経と
筋肉の活動にとって不可欠です。
筋組織と神経線維は両方とも、人体で電気的
な組織と考えられ細胞外体液と細胞内体液の
間の電解質の活動により動作します。





私の個人的考えですが.
pHの化学記号でpはリン、Hは水素を表します。
本当はpは「リン」も表現しているのでは?
pの「リン」は窒素族元素のひとつです。
あらゆる生物にとっての必須元素であり、
地球上における「リン」の存在量が地球
生態系のバイオマスの限界量を決定すると
言われています。
体内の骨に一番多くヒドロケシアパタイト
(大部分がカルシウムと結合してリン酸
カルシウム=無機リン)として存在し、
血液中では、7割が有機リン(炭素とリン結合
を含む有機化合物の総称で、化合物は共通の
性質を持つことが多い)が存在しています。
加工食品によっては、無機リンがpH調整剤と
して添加されることもあります。
p「リン」は地球維持レベルで重要であると
いうことは、「potential」だけでなく、元素
記号「p」も含んでいるかもしれません。
現代科学の知識はどこまで本当かわかりま
んからね。

「水素の潜在力」の「水素」とは、
エネルギー変換効率が高い。
水を電気分解して生産した水素を貯蔵し、
発電することが出来ます。
水素を運ぶことでエネルギーロスがなく、
水素から電気に戻す際も、熱エネルギーと
して利用出来ます。
水素はマグネシウムと水を反応させて作る
ことが出来ます。
原料、還元剤、燃料、食品添加物、浮揚
ガス、冷却剤、洗浄、溶接など、様々な
用途に使われています。
原発も水素自動車も燃料はただの水と塩です。
石油の原料もだだの海水。
細胞からエネルギーまで今わかっているだけ
でも沢山の働きに関わっています。

人間の体の約6割を占めるのは水分。

この水分が電解質の平衡する時に、時に病状
のような状態になることが、わかりました。
筋肉、神経は電気的組織で、細胞間の電解質
により活動しています。
病状が出ないようにする為には、血液を
弱アルカリ性(7.4)に保つことが大切で、
保つ為には、呼吸により酸素を吸い、
粒子が活発に動くよう(電気を流しやすく)
に塩分をとり、栄養の為、バランスの良い
食事(糖分も大事)をとることが、大切だと
言うことです。