せと陶祖まつりと狛犬
4月16日(土)・17日(日)の2日間「せと陶祖まつり」が開催されました。
天候にも恵まれ多くの人で賑わいました。
私のように瀬戸で生まれた、歴史好きの者なら、陶祖と言えば、藤四郎さん
正確にいえば、加藤四郎左衛門景正で、鎌倉時代に道元と一緒に宋に渡って、
帰国後、土を求めて瀬戸の祖母懐の地でようやくいい土にめぐり合い窯を開き
瀬戸焼の基礎を築いた人と伝えられていると知っている。
深川神社には、藤四郎作と伝えられる陶製の狛犬があり、国指定重要文化財
に指定されている。
つまり、瀬戸市民の一番の宝物が、この狛犬なんです。
銀座通り商店街のキャラクターも狛犬をモチーフにした「まもったる狛犬」です。
よく、あなたは犬派ですか?猫派ですか?といったりします。
瀬戸でも、まちおこしの際に しばしば狛犬か?招き猫か?が論争の種になったりします。
瀬戸人にとって愛着があるのは狛犬で、全国区でビジネスになるのは招き猫と
いうところでしょうか。