関東や地元九州から半月ほど遅れて桜の季節がやって来た山形県より、こんばんは。


今年度もありがとうございました!とブログを更新して以来、久しぶりのブログ投稿となってしまいました。


この期間、新たな出会いや新たな企画と向き合う日々を送っておりました。

少し慌ただしく自分でしてしまっていたところもあり、ちょっと落ち着かせようと思っています。

(ご依頼はどんどんください!笑)



 講習会へ

本日は、山形県障がい者スポーツ協会さま主催、

ボランティアバンクのスキルアップ講習会に参加をしてまいりました。

最初の桜はその会場に向かうまでの道すがら。

山形市霞城公園の桜です🌸



今回は障害のある当事者の方の話を多く聞く時間があり、大変学びが多い時間となりました。


①筋ジストロフィー

日本筋ジストロフィー協会理事であり、山形支部支部長の梅津さんのお話しを聞くことができました。


大変たくさんの気付きや学びがある中で、特に自身の仕事に重ね合わせて深く学びとなった部分があり。

それは筋ジストロフィーに気付くまでの経過について。

自身の個別レッスンに直接的に繋がり、レッスンの時にはもっともっと視座を高く広くしていかないといけないと考えさせられるお話しを聞くことができました。

運動指導で大切な基本は安全管理と観察と常々考えていますが、この「観察」、観察から得られるものは知識の量に比例します。

当たり前かもしれませんが、このことについて改めてずっしりと考えさせられました。

大変なところであると共に、しかしそれは体育の授業や私のような外部での運動指導の場でこそ気付ける大事な役割であるとも感じました。


時に軽んじられる体育ですが、体を育み、体を観察できる大切な時間だと感じます。



②視覚障がい

弱視、全盲の当事者で、サウンドテーブルテニスの選手であるお三方、工藤さん、大場さん、高橋さんのお話しを聞くことができました。

また、昨年の講習会でも大変わかりやすく、そして学び多いお話しをしてくださった長崎先生と娘さんのお話しと同行援助の実技講習をまた受けることができました。


工藤さんのお話しではっとしたのが、人の流れがある時間に合わせて買い物に行ったりすると言うお話。

バリアフリーが不足している場を歩く時に、人の流れも助けになっていると言う点、なるほどと思ってしまいました。

山形県内にもスクランブル交差点というものがありますが、大体音は鳴ってないですよね。障がいのある方用の横断ボタンも無いですよね。

複雑な人の流れがある場所ですが、あそこを視覚に障がいのある身で歩くことを想像すると…


はっとしました。そうだな、と。


そんな時、人の流れが助けになっている。周りの人の動きで、スクランブル交差点という複雑な道を進むことができる。

すごいなぁとひたすらに。


同行援助の実技を含めた講習は、やはりもっと慣れないとなぁと感じることが多々。


しかし一点、自身の成長を感じた部分も。

介助される側の役をする際に、初めましての高校生に介助していただいたのですが、

昨年より目を閉じて歩くことが怖くなくなっていました。

勿論高校生の動きが良かったとも感じますが、高校生は初めての同行援助の経験。緊張もされていたと思います。そんな中でしたが、「信頼をする」という気持ちが少しは身についてるかなぁと感じられました。

実際街を歩くとなるとまた別物で怖いとは思いますが、講習の会場の中ですら目をしっかり閉じられずアイマスクをするしかなかった昨年の私からは、

大きく成長した部分が自分にもあったように感じました。



③実技

今回は、ゴールボール・ボッチャ・サウンドテーブルテニスの3競技の実技がありました。


実技タイムに関しては、補助役になりましたので、主にサウンドテーブルテニスのところでお手伝いをさせていただきました。

サウンドテーブルテニスは昨年実際に経験させていただいて、とっっっても難しく、選手の皆様のスムーズな動きが「なんで出来るの?!」と感動したので、そんな感動を高校生たちにも感じてほしいなぁと思いながらお手伝いしていました。


ボッチャは最後に、サウンドテーブルテニスの選手である高橋さんと一緒に近くまで行き、少しゲームを観戦することができ。ボールも触らせていただきました。ありがとうございました。





まだまだ感じたことは多くありますが、一旦自分の中で温めたい気持ちや考えもあったり。

とにかくとても充実した1日を、ありがとうございました!


お久しぶりにお会いした皆様も、変わらずお会いできて嬉しかったです。

また試合会場などでお会いできることを楽しみに

しております🌸



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