のどかな景色。
東根市の小田島公民館・ふれあい交流館近くの12月6日の景色です。
朝向かう際には少し霧が残っていました。
フレイル予防教室
9月から始まった、東根市の包括支援センターしろみず様主催の「フレイル予防教室」。
全4回のうち3回、外部講師としてお呼びいただき、認知症予防を中心に簡単なストレッチや、
冬の間自宅で1人でもチャレンジしやすい(覚えやすい)内容をお伝えいたしました。
月に一度開催の教室でしたが、継続的に教室に携わらせていただくことは、山形に拠点を移して以来、県内ではとても稀なこと。
※コロナ禍前には認知症予防の教室などで継続的に担当をさせていただく機会があったりと、以前から大変お世話になっていますが、
今年度は包括支援センターしろみず様より、ご依頼をいただきました。
サロンさんなどにお呼びいただいての年に一度の講座・教室もとっても大切なもので、その形にはその形でしか生まれない空気感もあり。
いつも楽しく、且つ刺激をお互いに受けながら(だと良いなぁ)、担当をさせていただいております。
と言うのは大前提での話ですが、
やはり「継続的にお会いできる」というのは、
「伝える内容により責任を持てる」ので私としてはとてもありがたいものです。
(前回もやりましたが〜とか、来月もこれやりますからね〜とか、言えるような教室のことです。)
そんなこんなで。
今回包括支援センターしろみず様よりこのフレイル予防教室の講師として、継続的に時間を任せていただき、とても嬉しいひと時でした。
全4回皆勤賞の方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいましたが、
講師側が「会場に馴染みがある」というのは結構大切だと思っていて、
受ける方に安心感を与えることが出来ると私自身は考えているので、
単発でお会いする時とはまた良い意味でひと味違う雰囲気で、ご一緒出来たのではないかと感じています。
継続的な関わり
少し思い出話になります。
東京で介護予防の教室を担当させていただいていた頃は、「3ヶ月全12回」や「半年間全24回」などの、
継続的な教室を担当させていただく事が中心でした。
目標達成の一助となるよう工夫をしたり、信頼関係の構築、教室が終わった後のフォローなど、
計画的に進められることが良い点でした。
初回と最終回前に体力測定を行っていたのですが、これについて数値の向上や維持だけを闇雲に追うのではなく、
何度も会ううちに少しずつ信頼関係を積み上げていき、本当の目標や目的を引き出し、
結果を手にした時に前向きになれるようお一人おひとりに違うコメントを添えることを大切にしていました。
(勿論数値の維持向上もばっちりしてましたが。やっぱり数値ってひとつの「見える結果」なので、大切は大切です。)
フリーランス、たった1人の人間である私の力だけでは、「継続的な関わり」は難しい部分もあり、
行政関連事業の土台がある中で多くの方と出会えたことは大変ありがたい時間でした。
継続する事で見える責任
「予防」というのは、ある意味まだ目に見えないところにアプローチすることです。
介護予防、フレイル予防…個人差が強い「老い」や「病」に対しての未知の世界。
なるべく常に新しい情報をキャッチして、棚卸ししたいという考えは以前から変わりません。
継続してお会いする事で、短期的な結果は見えやすく、自身の口から出る情報やその伝え方・やり方について軌道修正が出来、より責任を持って関わる事が出来るなと感じています。
1人の人間がどうやって継続的に関わっていくかと言うのは勿論課題ですが、出来る限りこれからも、
・時間を重ねる大切さを追い求めながらも、
・単発でも伝えきれるスキルを身につけて、
両刀で出来るように精進していきます。
少し話が逸れてしまいましたが、包括支援センターしろみず様、今年度も貴重な経験をさせていただき、誠にありがとうございました。
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