予定の空いた土曜日。
ふと思い出していたことがあります。
昨年2019年に積極的に実施させていただいていた、かけっこマンツーマンレッスン。
このレッスンを始めたきっかけを少し振り返りたいと思います。
かけっこのマンツーマンレッスンを始めたきっかけは、遡って2017年。
山形に引っ越してきた年のことです。
夏休みが終わる8月末に、世間では
夏休み明け直前の子どもの自殺について多くの特集が組まれ、
芸能人など著名な方々がSNSで発信もされていました。
この時に感じた幾つかの感想は割愛しますが、
この時に改めて、「学校以外の居場所」について考えました。
学校以外の場所はいくつも選択肢があって良いのではと思い、
学校以外の居場所として2017年の私がすぐに作れると思った空間が、
体育の家庭教師としての"いつもと違う空間"の提供でした。
山形に来て2ヶ月足らず。
まだ自身のすることをどう発信したら良いかわからない時期でもあったので、
(今もわかっていませんが。笑)
インターネットで検索をして、体育の家庭教師を派遣する会社を見つけ、登録へと進みました。
この登録の時にも、体育の技術を教えたいというよりも、
子どもにとっての「普段とは違う居場所」を考えたいということを第一に伝えました。
体育の家庭教師は登録制のアルバイトなのですが、もともと、山形での依頼は少ないかもしれませんと担当さんから聞いていたので、
そちらの会社からご依頼いただいた生徒さんは僅かでしたが、
とても思い出深い出会いばかりでした。
またその間、地元の友人から連絡があり、
帰省の時にかけっこや基礎体力の運動指導を友人の息子くんにすることに。
もうその成長っぷりに感動をしたり、自身の伝えたいこと、指導したいことを再認識したり。
「運動は好きだが、苦手かも」と言うのが
本人の感覚ではなく、
"大人に言われてしまう"子どもがいて、
その子たちの力や笑顔を引き出す技術が、
おこがましいながら自身にはあるのではないかと感じるきっかけをもらいました。
その後、山形は元々依頼が少ないかもと言われていた通り2019年は依頼が入る気配がなく。
自分で動き出してみようと始めたのが昨年のかけっこマンツーマンでした。
おそらく依頼をしていただくご家族様からすると、大手の家庭教師の会社からご依頼いただく方が安心かと思います。
ただ、どうしても規則などがあり、自由が利かない部分も多く、一長一短。
そのため昨年はかけっこのマンツーマンを積極的に自主的に告知し実施させていただきました。
どうやら自分は運動によるフィジカルな成長よりも、メンタルの成長や変化に興味があるんだなぁとは常々思ってます。
何か、数値的なものより、表情や他の生活への影響、心の変化。
たいそうなことは言えませんが..
「心の居場所」「非日常空間の大切さ」
を考えていた時の自分を懐かしく振り返ってました。
誤解をしていただきたくないのは、私は、
学校の先生方には本当に頭が下がる思いです。
ただ自身は少し離れたところから…
子ども達にとっての非日常的なところから、関わっていたいなぁと思ってます。
暑くなってきたので、皆様水分忘れずに。