Blog続きます。。。。。


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この辺りが不思議だったのですが、
雪が不思議と冷たく感じず
ず~~~っと触っていたかったくらい
ずっとここの空気を吸ってここの景色の中に居たいって思いました





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少しだけ
心が温かくなるような雪でした。






人首丸は、ここからわずか9キロのところにある
 大森山(現・米里)で、数年間の必死の抵抗も空しく殺されました。



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 人首丸墓碑まであと9キロ。。。
しかし雪がすごくって断念しました



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 この先が大森山

この山も奥で人首丸は眠っています
行きたかった。。。。。。。。。。。。。。





 しかし日が短いのでここで止まってるわけには
いきません。
とりあえず人首町を散策







オッ




発見
 しかもいっぱいいる!!かっこいい!!



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は今回のミュージカルには登場出来ないのですが
 当時大変に貴重な存在だったのです。






 まず
 東北の馬は寒い地域で育っているので強いのです。
足も太いです。馬力がすごく働き者なのです。

農耕が出来るし、物資を運べるし、なにより
戦のための貴重な戦力でした。
『南部の馬は強い』
このことは有名で、『南部うまっこ唄』という
合唱曲になっているのものがあるのですが
私も小学生の頃合唱団で歌った事があります




当時は、馬の唄?南部って何

と、謎だらけの歌詞を訳も分からずに歌っていましたが
歴史の背景を知っているととても面白く興味深い唄で
Youtubeにあがっていたものを見つけたので聴いてみてください

 南部うまっこ唄


メロディもハーモニーも大好きです










って







あれ????????


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この子たち。
良~~~~~く見ると馬じゃなくて




やん。笑



       





・・・・・・・・・と、ま、こぉんなこともあるさ


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田村麻呂によって建てられたとされる
人首城跡もちかくなってきた





その人首城跡へ向かう道中





ここで、
歴史献文にほとんど残っていないとされる
今回もミュージカルの主役・氷刀火少年=人首丸くんの事について          少しでも何か知っている方は居ないかと。。。
何件かのお宅をアポなしで回りました







ご在宅が少なくなかなか町民の方と出会えず
半ばあきらめかけた頃に。。。。



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なんということでしょう。
人首丸と魂がまだそこにあったのかも

と思わせられるように・・・・





表札に
人首文庫と書かれた豪邸を発見

これはチャンス!突撃取材をしてきました。






すると、
ここのお宅の主の佐伯 研二さん
私財でこの人首文庫(資料館)を造られたそうで。。

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阿弖流為についてや、
その息子とされる人首丸について
インターネットには載っていないような事
沢山教えてくださいました。







佐伯さん云く、人首丸は、阿弖流為の息子ではなく
阿弖流為の弟の大武丸の息子だとの事ですが、
なんせ何度も言ってますが1200年前のことですので
伝説化して伝わっていることの多いはずですよね







なんと
作演出の藤倉梓さんもこの佐伯さん邸を昨年の夏に訪ねていたそうで、
『あんたあの藤倉さんの舞台に出る女優さんなの?』
と、かなりびっくりされていました。






『急に来てすみません・・本当に気持ちの赴くままに来たら
こちらにたどり着きました』と私







そして、藤倉さんの脚本が出来上がった事を御伝えして、
藤倉さんが作った音源や歌を佐伯さんに聴いて頂きました。
私もその音源を流しながら、
佐伯さんご夫妻の前で歌ったりしました。






とても喜んでくださいました






佐伯さんは、岩手県の日日新聞に
なんとこの日(2015年元旦)
日日新聞文化賞受賞者として記事が掲載されていたのです!

これも偶然で、鳥肌がたちまくりです


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これがその岩手県日日新聞(にちにちしんぶん)
佐伯 研二さんの記事はこちら↓

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私設文学館『人首文庫』を開設

ばっちり掲載されています、この方にお会い出来て
凄く光栄でした。



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350年以上の歴史あるお屋敷。
囲炉裏の前で佐伯さんを撮影






水道管は寒さで凍結していて流れなくなっていました。
人首町の真冬のさぶさと歴史を感じます



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          ↑パノラマ写真で撮ってみました
          素敵な趣のある大豪邸でございました。






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突然の訪問だったのにも関わらず
最後の最後まで良くしていただき、本当にありがとう御座いました。







佐伯さんご夫妻と、
氷刀火伝のチラシを持って撮影






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寒い中に見送りにまで来ていただきました。
沢山の資料も頂き
嗚呼・・・・感謝しかありません。





本当になにからなにまでありがとう御座いました!!


このご恩は舞台に全身全霊で挑む事





そして
人首町の歴史や、今の東北や日本国が出来る途中
どんなことが起こって来たのか
同じ人間として、
1200年のときを経ても語り継ぐ役目を与えて貰った気がします








なにか心に引っかかっていた
いがいがしていたものが
ここに来てすっとなくなってきた感じがします
まだまだこれからですが






本番は今月28日から。。。
それまでどこまでこの気持ちや感情を琉璃に吹き込めるか・・・









そして次の日は

宮城県亘理郡の祖母のお墓参り

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祖母が働いていた

おいしいおいしい野菜が沢山採れた畑は
今は荒れ地になってしまいました




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大事な大事な
いつも私の事を心より応援してくれていた
私の活躍を心から楽しみにしてくれていた優しい優しい
唯一無二の祖母を
わたしは4年前の東日本大震災で奪われたと思っている。
悔しいけれども







どんな武器を持っても人間同士争っても
大自然には勝てない。。


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時代は違えと,太平洋日露戦争で亡くなった方の
精霊慰霊塔へも行ってきました




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戦争で
人間同士が傷つけ合ったり争ってほしくない。。







下の写真は震災で大きなダメージを受けた荒浜地区鳥ノ海。



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復興はまだまだ。。。。。。




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絶対に生半可な気持ちで氷刀火伝をやりたくない。








どこかに子供が生まれて

大事な家族や仲間が増えて行くこと

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この写真は会う度に大きくなる

いとこの娘ちゃんです。
だんだんと言葉も覚えてきてて可愛いね。

希望をありがとう







うまくまとまりのない文章になってしまいましたが
長いBlog御付き合いどうもありがとう御座いました。








さあ
明日から稽古です
自分に厳しく。。。大先輩方から学びながら・・・

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琉璃