複数名の

新卒衛生士の面接に

立ち会う機会があり、

気が付いたことがあります。

 

もちろん

給与も労働時間も大切と思いますが

それ以上に

 

『自分の成長を真剣に考えている人が多い』

 

という事実です。

 

面接だから

そう言っているだけ…と

疑うこともできすますが(笑)

 

しかし、

私が面接に立ち会った医院は

スタッフ教育には

とても厳しい医院です。

その情報を知っていた上での発言ですから

信頼しても良いかと感じます。

 

そして、

リクルートのアンケートを見れば

人間関係や自己成長が

働く意欲の上位にきています。

 

つまり、

自分を成長させる

サポートが準備されている

歯科医院が安定して

人気がでると想像できます。

 

そうなれば求人媒体に

当院にはあなたを伸ばす仕組みがあります!

…なんて書けば良さそうですが、

この時に気を付けるべき点は

「情報の裏付けがあるか」ということです。

 

良いことを書いていても

その証拠となる情報が

どこを探しても見つからない…

 

これでは深読みされて

ブラックのイメージを与えても

仕方ありませんね。

 

いずれにしても

今後、求人難の状況は

さらに加速する訳ですから

スタッフを伸ばす取り組みは

早めに導入した方が良さそうです。

 

多くの人は

『準備ができたら取り組もう』と

この様に考えます。

 

しかし、

実際にその様に考えた方から

『準備ができた状態』を聞いた経験はありません。

 

つまりは

準備が整う前であっても、

とにかく教育制度導入を始め、

情報を発信することで

競合より良い評価を手にすることができる訳です。

 

自分があと何年、

この場所で経営を続けるのか…

その様に考えて

色々な仕掛けに取り組むことが大切です!

何もしなければ

歳を経るごとに選択肢が

なくなっていく状況になってしまいます。

 

あの時にこうしておけば良かった…

その様な相談がいかに多いことか!

今からでも出来ることに

気付くことは大切であると考えます。

 

…そして蛇足ですが

働き方改革の真っ最中の日本ですから

育成の機会は

できる限り規定の労働時間内で

行うことが理想です。