オリンピック後、またまた判で捺したように始まった、
「韓国に負けた」
「中国に負けた」
と、メダル数評論。
それ自体は、まあ日本チームへの応援の一端とも言え、仕方ないと言えば仕方ない。
その次に出てくる論争が、これまた判で捺したように
「スポーツに注ぎ込まれる予算額の各国との違い」
である。
いや、これ自体は大変ありがたい。
かの石原東京都知事などの、「金(メダル)じゃね~んだろ」と言い放つアンポンタンに比べれば、
はるかに現状認識に長けている。
(あの方の能力や学力は知らないが、少なくとも社会的には「頭が悪い」としか言いようがない。)
一般の方にも、こういう報道を通して、
いかに選手たち(特にマイナースポーツ。冬季競技はほとんどが該当)が、
恵まれない環境で奮闘し、栄光に向かって奮闘しているかが知れれるのならば。
そういう環境でいながらも、メダルを逃せばどーのこーの、と言われる…
派遣費に税金が使われているの、何の。
話が若干、逸れたが、
問題なのは、スポーツに割り振られた予算金額の問題だけではなく、「使い方」。
スポーツに関連する強化費と表面的に言われているのは20数億円だが、
スポーツ全体に関連する予算は何倍もあるようだ。
だがそれが、あまり意味のない、いわゆる「箱物」に使われたりしている現状も多々あるらしい。
(意味があれば、いいんだけどね)
こういう五輪のような大きな大会が終わると、
そんなことも取り上げて、大きく声を上げる。
マスコミも。
でも、そんな事は以前から言われて来た事で、
オリンピックの度に出てくる話。
今回も、オリンピックの結果を受けてかどうか知らないが、
JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長が
「通年で使える冬季競技の強化施設が必要だ」
と述べたらしい。
施設があればどうにかなる、というものではないにしろ、
こういう見解が、それなりの立場の人から出てくるのは歓迎すべきことではある。
だが、これが何年もつのか???
半年も経てば忘れ去られ、
次のオリンピックが来て、
同じような結果になり、また同じ報道がなさfれ…
の繰り返し…?
では、意味が無い。
他にも問題は山積。
企業のサポートのみに頼る強化体制で良いのか?
企業サポートに依存するとして、その企業に対しての対応は現状で良いのか?
指導して来たコーチらが、本番では選手と離れた場にしか居られない現状は真っ当なのか?
などなど。
熱しやすく、冷めやすい国民性、と言ってしまえばそれまでだが。
「スポーツ省やスポーツ庁をつくるべき」
という意見もあるが、
私は従来は反対だったが
(どうせ、お上の天下りの温床になっておしまいだと思ってたから)、
多少は問題があっても、そういうものがあれば、
やはり縦割り行政に少しは風穴が開けられるかも…?
と、考えを変え始めている。
現状が「問題」ならば、まずは「現状」をとりあえず変えてみる勇気が必要かも知れない。
「この食うや食わずの不景気な時に、スポーツに予算を注ぎ込むなんて…」
という意見もあろうが、
やはり、スポーツの力は、とてつもなく大きい。
これほど多くの国民が関心を寄せ、熱狂し、
メディア的には視聴率も獲得し…
そんな現象が、他にあるだろうか?
いま、いや、永遠に、
国民に必要なのは
「元気」
である。
「元気」の「気」とは、目に見えないエネルギーの総称である。
やる気、根気、負けん気、殺気、本気、その気、電気、磁気、…
目に見えないエネルギーが、スポーツには満ちている。
「韓国に負けた」
「中国に負けた」
と、メダル数評論。
それ自体は、まあ日本チームへの応援の一端とも言え、仕方ないと言えば仕方ない。
その次に出てくる論争が、これまた判で捺したように
「スポーツに注ぎ込まれる予算額の各国との違い」
である。
いや、これ自体は大変ありがたい。
かの石原東京都知事などの、「金(メダル)じゃね~んだろ」と言い放つアンポンタンに比べれば、
はるかに現状認識に長けている。
(あの方の能力や学力は知らないが、少なくとも社会的には「頭が悪い」としか言いようがない。)
一般の方にも、こういう報道を通して、
いかに選手たち(特にマイナースポーツ。冬季競技はほとんどが該当)が、
恵まれない環境で奮闘し、栄光に向かって奮闘しているかが知れれるのならば。
そういう環境でいながらも、メダルを逃せばどーのこーの、と言われる…
派遣費に税金が使われているの、何の。
話が若干、逸れたが、
問題なのは、スポーツに割り振られた予算金額の問題だけではなく、「使い方」。
スポーツに関連する強化費と表面的に言われているのは20数億円だが、
スポーツ全体に関連する予算は何倍もあるようだ。
だがそれが、あまり意味のない、いわゆる「箱物」に使われたりしている現状も多々あるらしい。
(意味があれば、いいんだけどね)
こういう五輪のような大きな大会が終わると、
そんなことも取り上げて、大きく声を上げる。
マスコミも。
でも、そんな事は以前から言われて来た事で、
オリンピックの度に出てくる話。
今回も、オリンピックの結果を受けてかどうか知らないが、
JOC(日本オリンピック委員会)の竹田恒和会長が
「通年で使える冬季競技の強化施設が必要だ」
と述べたらしい。
冬季競技用の施設整備を=JOC会長〔五輪〕
3月2日21時26分配信 時事通信
日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長は2日、バンクーバー五輪で銀メダル3個、銅メダル2個を獲得した日本選手団の成績に関し「一丸となって頑張ってくれた。惜しいものもあったが、ベストを尽くしたと思う」と評価した。
ただし、日本に金メダルはなく、同じアジアの韓国は金6を含むメダル14個、中国も金5など11個を獲得。両国に水をあけられた。これを踏まえ竹田会長は、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)を有効活用できる多くの夏季五輪競技に比べ、冬季競技は施設の整備が不十分だと指摘。「年間を通じて冬季競技を強化できる施設を整えることが課題」と語った。
施設があればどうにかなる、というものではないにしろ、
こういう見解が、それなりの立場の人から出てくるのは歓迎すべきことではある。
だが、これが何年もつのか???
半年も経てば忘れ去られ、
次のオリンピックが来て、
同じような結果になり、また同じ報道がなさfれ…
の繰り返し…?
では、意味が無い。
他にも問題は山積。
企業のサポートのみに頼る強化体制で良いのか?
企業サポートに依存するとして、その企業に対しての対応は現状で良いのか?
指導して来たコーチらが、本番では選手と離れた場にしか居られない現状は真っ当なのか?
などなど。
熱しやすく、冷めやすい国民性、と言ってしまえばそれまでだが。
「スポーツ省やスポーツ庁をつくるべき」
という意見もあるが、
私は従来は反対だったが
(どうせ、お上の天下りの温床になっておしまいだと思ってたから)、
多少は問題があっても、そういうものがあれば、
やはり縦割り行政に少しは風穴が開けられるかも…?
と、考えを変え始めている。
現状が「問題」ならば、まずは「現状」をとりあえず変えてみる勇気が必要かも知れない。
「この食うや食わずの不景気な時に、スポーツに予算を注ぎ込むなんて…」
という意見もあろうが、
やはり、スポーツの力は、とてつもなく大きい。
これほど多くの国民が関心を寄せ、熱狂し、
メディア的には視聴率も獲得し…
そんな現象が、他にあるだろうか?
いま、いや、永遠に、
国民に必要なのは
「元気」
である。
「元気」の「気」とは、目に見えないエネルギーの総称である。
やる気、根気、負けん気、殺気、本気、その気、電気、磁気、…
目に見えないエネルギーが、スポーツには満ちている。