先の陸上世界選手権、女子800mで優勝した南アフリカのキャスター・セメンヤ選手を覚えているだろうか。





レース終了後、「男ではないか?」と言われ、
医学検査されることになった、あの選手…


と言った方が分かりやすいか。







報道された時には、

「ひでぇなぁ~。これでシロって判定だったら、こんな侮辱した話は無い…」



なんて、私も思ってたが…






その医学検査の結果が出たらしく、
結果は、「グレー」。






つまり、男女両方の生殖器を持つ、
「両性具有」である事が判明したそうだ。




セメンヤ選手には卵巣が無く、
代わりに(と言っては失礼だが)男性生殖器である精巣が体内にあるらしい。



精巣は男性ホルモンであるテステステロンを分泌する器官であり、
結果としては女子選手がドーピングしたのと同じ状況になってしまう。




国際陸連は今後の対応を検討するらしいが、
金メダルは剥奪はせず、
二位の選手への金メダル授与を検討しているそうで…






現時点ではあくまでも想像のレベルだが、
別に改造人間手術を受けたわけではないだろうし、
本人としてはなりたくてなったわけでもないはず。





彼女の今の心境、如何ばかりか…







今後、男性?女性?



どっちの大会に出る事になるのだろう…




気の毒、の一言では済まされない…