今日で2ヶ月に渡った「パートナーストレッチ」の指導者講習が最終回。



最後の認定試験。




あくまでも社内のみの認定だが、
ほとんどの人は真剣そのもの。




緊張感に耐えきれず、
ウケもしないくだらないギャグを一発かますが、
案の定、しらけた空気…





(言わなきゃ良かった…)








何はともあれ試験は進み、
数名を残し、何とかほとんどが合格。




あとはお客様に、実際にサービスを提供することになる。





アルバイトの方々は、
顧客を獲得すれば、そのまま稼ぎになる。





皆さん、稼いでちょ~









…んで、最後の締めに、
皆さんにお話しした内容。










「今のフィットネス業界は、実はよ~く考えるとおかしな現象が普通にまかり通っている。



例えば、今人気のヨーガやピラティス。
あるいは加圧トレーニング。



それらを否定するつもりはないが、
本来、何かを他人に指導しようと思ったら、
実際にヨーガやピラティスを一定期間(少なくとも数年)、自分で実践して、自らの肉体の変化を実感して、
『これは素晴らしい!!』と感じて、初めて人に指導したい!…



となるのが、本来の姿である。





だが実際のほとんどは、


『流行っているから』

『顧客がとれそうだから』



と、自分で効果の実感がないまま、短期間の養成講習を受けて、
指導者になってしまっている現状が、ほとんど。
(全てではない)





よく考えたら、
冷静に考えたら、




『これって、おかしい…!?』




と思うのが自然であろう。




他人にストレッチを施してもらって、
その効果を実感していない人が、他人にストレッチを施すことは、
本筋からしたら、おかしなこと。




そういう当たり前な感覚を是非忘れず、

その足りない経験は、これから各自の自助努力で埋めていただきたい。





今回の合格、というのは、
実は不合格、という意味であって、
自分の力でこれから真の合格にしていただきたい。」










在る意味、これはフィットネス業界の最大のタブー。







料理を食べて、


「旨い!!」



と思ったから料理人になろう、と思うのが自然であろうし、




マッサージ受けて、



「気持ちいい~」




と感じて、他人を癒やしてあげたい、
と思うのが普通。






理想論かも知れないが、
その運動メソッドの効果を何ら実感出来ていないで、
ウケが良いから急造で指導者に仕立て上げる現状…




ヨーガ。



ピラティス。



ボールエクササイズ。



ストレッチボール。



スタビライゼーション。



ヘタすると、
真剣にウェイトトレーニングやった期間もないのに、
「ウェイトトレーニングすると、基礎代謝増えますよ~」


なんて言ってる。





お前、経験したことあんのか?…









いかがなものか…





と、思わずにいられない。