先のエントリーの通り、
今日はJATIの研修会に参加。



この歳になると、どうしてもアウトプットばかりになり、
意識していてはいても、気付くとインプットが怠りがちになる。




なので、こういう機会は極めて重要。





このような会に参加していつも感じる事は、
私のようなオッサン世代は意外に少ない事である。





ま、年代的に忙しい、
って事もあるでしょーが。





個人的には、
結構、歳喰うと、
あまり人の意見を聞かなくなる、
…ってのも理由としてはあるように思う。






長くやってると、
それだけで妙な自信、持っちゃうんすよ。




歳をとるほど、気ぃつけんと、ね…







んで、様々な識者の方々の話を聴けたのであるが、
中でも特に印象に残ったのは、
国立健康・栄養研究所の宮地元彦先生の講話。






基本的には様々な最新の研究成果から、
トレーニングが人体に与える影響を解説して下さる内容だったのだが、
後半は、遠回しにはおっしゃっていたが、
運動指導者への苦言であった。





つまり、
「皆さんの指導者としてのスタンスは、
基本的には運動に拒否感の無い方々をベースにしている」




と云うものであった。






この10年、フィットネスクラブの総会員数が増えていない現状を踏まえると、
むしろ運動が必要な方々を引き寄せているとは言い難い、


それは指導者の皆さんの一言一言が、
ちょっとした配慮が足りないからだ…






と云う内容であった。







これは、実は大変重要な事を示唆している。







大抵の場合、運動指導者になる人は、
スポーツをやっていたり、基本的には運動が嫌いでない方々。





その一方、運動が必要な人達は、
どちらかと言えば、運動に「モチベーションが無い方」。





そういう人達に、
「頑張れ」は通用しないし、
大事な事はそういう人達と「共感」「共鳴」「受容」する事だ、



と…






学者の先生としては(失礼)、
大変意義深いお話であった。







確かに、多くの指導者は運動嫌いではなく、
また、中高年にはなった「経験が無い」。





運動はやった方が良いことは分かっているが、
なかなかそういう気持ちになれない。




それは、「中高年の身体」になってみないと、
分からないことはあるのである。








だが…





周りの若い指導者の皆さんの表情を見渡すと、
明らかにピンと来てない様子がアリアリ。






私もパーソナルトレーナーの養成で、
「頑張らない、ことを伝えることが大事」とは訴えているが、
ホントのところで分かっていないな~
と感じている。








仕方ないのも分かるが、
トレーナーとしての能力で大切なものの一つは、



「想像力」



「推察力」




そして、「共感力」である。







ま、かなり高度なんですが。







じゃ、中高年の指導者だから良いかと云うと、
そうとも云えない。






フィジカルエリート街道を歩んで来た人には、なかなか分かりづらい。







そういう意味では、


「運動、大っキライ!」


「超メタボリック」




な人(あるいは、元)



が指導者になるのが、結構良いかも…