先週から新たな期のパートナーストレッチ(ペアストレッチなんて言ったりもする)の、
指導者養成コースが開始。




今回は30名近くもの参加で、
人数が増えればそれなりに指導も大変なのだが、
しかし人が多いと熱気が感じられ、
講習全体としては、活気があってなかなか良いものである。




これから全八回、反復練習を重ねて、「食えるストレッチ技術」を叩き込んでいく。







ストレッチなどは比較的分かりやすいのだが、
実はトレーニングなども然り、


「入力」



という概念が非常に大切である。






ウェイトトレーニングなどを指導していると、
相手にある重さなり負荷を掛けて、


「力を出させる」=「出力させる」



という概念になりがちである。





もちろん、トレーニングにおける局面に於いては、
細かい事は置いて出力のみに意識を集中させる事はあるが、
指導者側としては、常に


「入力する」




という感覚を忘れてはならないような気がする。






パフォーマンス向上が身体の各機能の向上による結果だとすると、



「どの程度の負荷を」


「身体のどの部位に」


「どの動作パターン上に」


いま、「入力」しているのか…?







目的によっては、ただ単に力を出させているだけでは、
非常に「ラフ」な訓練になる。





訓練から、「鍛錬」へ。







トレーナーの皆さん、
クライアントの身体に、何を「入力」しようといているか?





意識してみる事をお勧めする。