ここ最近…


と言っても、この10年くらい感じていたのだが。





その事は後にするとして、
先日新聞に、プロ野球のジャイアンツのラミレス選手のコメントが載っていた。




彼は34歳のベテランであるが、
基本的にキャンプ中に休みは出来るだけ取らず、
練習を軽くする日はあっても、
ウェイトトレーニングなどで身体に刺激を与えているらしい。





理由は、
「一端、休むと、またバットを振れる体に戻すのに時間が掛かるから」
だそうだ。





その感覚、分かるわかる~










最近感じていることと言うのは、
歳をとるほど、トレーニングの頻度は上げるべきでは?
ということである。






例えば、フィットネスクラブに入会などすると、
判で押したように
「週に二回ぐらいは頑張って通って下さいね~」
と云われる。






だが、自分が歳を喰って、
完全な中高年になると、むしろ週に一回とか二回の方が「しんどく」感じるのである。





ラミレス選手の言っている事は、
トップアスリートと一緒にしては恐縮だが、
非常に分かる。





トレーニングの間隔が空く方が、身体的には大変しんどい。





頻度を増やす、と言っても、
トレーニングの強度や量を増やすという意味ではない。




軽く歩くだけの日も、
風呂だけの日も、
腹筋だけの日もあってよい。




精神的にも、肉体的にもむしろ、
間が空く方がしんどいものなのである。





フィットネスクラブも、
退会を防ぎ、継続率を上げるのに、
無理を感じない「週二回」と言うのだろうが、
むしろ、「歩くだけでも風呂だけでも良いので、
週一休みの、6日来て下さい。
その方が習慣が身に付いて、結果的に続きますよ」
の方が、結果は良いのかも知れないな~と。





中高年になって、
週に一回運動する方が、
やってみれば分かるが、非常につらく感じる。






以前にも書いたが、
フィットネスクラブに勤めている人は、
圧倒的にお客様より「若い人」。





つまり、中高年の体験が無いから、仕方ないが。





ただし、週に六回も来てもらえれば、
ジムだけでは飽きる。



スタジオプログラムや、プールエクササイズ。


様々なものを提案し、
参加に対する垣根を下げてあげながら、
むしろ頻度を上げていただく事が大事な気がするのである。




特に会員制なら、
何回来ても一定料金。





ラミレス選手の感覚は、一般人にも当てはまると思われるのである。