私は、自分でも気が付いていない、
仕事に関する重要な概念を、
テレビドラマで再認識させられる事が多い。
ドラマなんてくだらない、
映画なんて観ても仕方ない、という意見もあるが、
活字は素晴らしくて映像は価値が低い、という短絡的な発想は、それ自体こそがモノの見方が浅い証拠で、
要は見る人の基本的な物事の考え方に由来するものであり、
日頃、問題意識を持っていない人間は、どんなに素晴らしいコンテンツや文章を目にしても、
大した解釈は出来ないものである。
…と、私は考えている。
最近では、高視聴率をマークし、
映画化が予定されているフジテレビのドラマ、「SP」であった。
まず一つは、SPの人たちが守るべき対象者(マルタイ)の下に着いた時に、
必ず最初に発する言葉、
「検索と消毒に掛かれ」
である。
マルタイの付近に、例えば盗聴器、爆発物、暗殺者、
その他危険因子が無いかを全て確認、洗い出しを行い(検索)、
もしあれば、それらを排除せよ(消毒)、という事である。
これは、私も自分の仕事に於いて、
研修にて使わせていただいている。
選手のトレーニングの指導にあたり、
動きを見て、何が問題か?何を改善または修正や補足しなければならないか?
ていう視点…
フィットネスクラブに於いて、
例えば遅番で指導現場に入った場合、
いま誰が初心者で、馴れていない人で、
安全確保の為に何を把握しておかなければならなくて、
顧客満足度を確保する為に最重要クライアントは誰で…
という視点…
仕事の上で事にあたる場合、
闇雲に動き回るのでなく、
何が最重要課題で、懸念されるべき事象は何で、
それを排除する為にはどう動けば良いか…?
という物事の見方、考え方を、
SPというドラマの、この一言が私に再認識させてくれたのである。
もう一つ、
このドラマの中で、堤真一さん演ずるSPのリーダーが、
マルタイに発した言葉。
このマルタイはテロリストに繰り返し命を狙われ疑心暗鬼になっており、
SPに心を許せない状況にあった。
「我々に信頼を与えて下さい。
それをいただければ、私たちはそれを糧に、全力で貴方をお守りします。」
私は、この言葉が非常に響いた。
私のような仕事であると、
「信頼しろよ!信頼くれよ!」
とは言えず、
つまりは信頼していただくように結果を出す、という前提になるのだが…
だから、少々順番が違うのだが、
それでも、最大のエネルギー、あるいは報酬になるのは、
やはり「信頼」なのである。
言い換えると、
「信頼していただいている」
と感じらるだけで、それだけで報われたと、何とも言えない充足感に浸るものなのである。
無論、私たちも人間だから、
出来るものなら金銭も欲しいし、
可能な範囲で名誉だって欲しいのが本音。
そんなもん、欲しくない!
なんて言ってる人間こそ、胡散臭い。
程度の差こそあれ、
本音は誰だって欲しいもの。
だが、それを上回るのは、
クライアントからの「信頼」なのである。
それが実感出来ると、大抵の事は頑張れる。
恐らく、こういう人種は、
この職業には多いはずである。
その「信頼をいただけた」と実感出来た瞬間、
言葉に表現出来ないような喜びに包まれる。
少なくとも、私の最高のモチベーションは、これである。
いや、これだけでイイ、
っとは言えまへんが…
霞食って、生きられないし…(笑)
仕事に関する重要な概念を、
テレビドラマで再認識させられる事が多い。
ドラマなんてくだらない、
映画なんて観ても仕方ない、という意見もあるが、
活字は素晴らしくて映像は価値が低い、という短絡的な発想は、それ自体こそがモノの見方が浅い証拠で、
要は見る人の基本的な物事の考え方に由来するものであり、
日頃、問題意識を持っていない人間は、どんなに素晴らしいコンテンツや文章を目にしても、
大した解釈は出来ないものである。
…と、私は考えている。
最近では、高視聴率をマークし、
映画化が予定されているフジテレビのドラマ、「SP」であった。
まず一つは、SPの人たちが守るべき対象者(マルタイ)の下に着いた時に、
必ず最初に発する言葉、
「検索と消毒に掛かれ」
である。
マルタイの付近に、例えば盗聴器、爆発物、暗殺者、
その他危険因子が無いかを全て確認、洗い出しを行い(検索)、
もしあれば、それらを排除せよ(消毒)、という事である。
これは、私も自分の仕事に於いて、
研修にて使わせていただいている。
選手のトレーニングの指導にあたり、
動きを見て、何が問題か?何を改善または修正や補足しなければならないか?
ていう視点…
フィットネスクラブに於いて、
例えば遅番で指導現場に入った場合、
いま誰が初心者で、馴れていない人で、
安全確保の為に何を把握しておかなければならなくて、
顧客満足度を確保する為に最重要クライアントは誰で…
という視点…
仕事の上で事にあたる場合、
闇雲に動き回るのでなく、
何が最重要課題で、懸念されるべき事象は何で、
それを排除する為にはどう動けば良いか…?
という物事の見方、考え方を、
SPというドラマの、この一言が私に再認識させてくれたのである。
もう一つ、
このドラマの中で、堤真一さん演ずるSPのリーダーが、
マルタイに発した言葉。
このマルタイはテロリストに繰り返し命を狙われ疑心暗鬼になっており、
SPに心を許せない状況にあった。
「我々に信頼を与えて下さい。
それをいただければ、私たちはそれを糧に、全力で貴方をお守りします。」
私は、この言葉が非常に響いた。
私のような仕事であると、
「信頼しろよ!信頼くれよ!」
とは言えず、
つまりは信頼していただくように結果を出す、という前提になるのだが…
だから、少々順番が違うのだが、
それでも、最大のエネルギー、あるいは報酬になるのは、
やはり「信頼」なのである。
言い換えると、
「信頼していただいている」
と感じらるだけで、それだけで報われたと、何とも言えない充足感に浸るものなのである。
無論、私たちも人間だから、
出来るものなら金銭も欲しいし、
可能な範囲で名誉だって欲しいのが本音。
そんなもん、欲しくない!
なんて言ってる人間こそ、胡散臭い。
程度の差こそあれ、
本音は誰だって欲しいもの。
だが、それを上回るのは、
クライアントからの「信頼」なのである。
それが実感出来ると、大抵の事は頑張れる。
恐らく、こういう人種は、
この職業には多いはずである。
その「信頼をいただけた」と実感出来た瞬間、
言葉に表現出来ないような喜びに包まれる。
少なくとも、私の最高のモチベーションは、これである。
いや、これだけでイイ、
っとは言えまへんが…
霞食って、生きられないし…(笑)