
「最近、大ヒットが生まれにくい理由」について述べた。
結論としては、
「ニーズが多様化している」
という、至極当たり前な…
例えば映画。
最近は100億を超えるような興収を上げるような作品は少ない。
(ポニョぐらい?)
歌にしても、ミリオンヒットなど、今年はあったろうか?
ドラマにしても、視聴率20%を超えるのも難しい。
30や40%を超えるなんて、もはや有り得そうもない。
作品自体のクオリティが下がっているのかも知れないが、
言えることは、ニーズが多様化し、
一つのもの、一つの作品に集中しにくい、
ということである。
様々な価値観が存在し、多様化している、とも言える。
そんな中、ボクシングの世界チャンピォン内藤大助選手が所属する「宮田ジム」のそばを通った。
実は、私の生まれ育った町に宮田ジムはある。
高校時代まで過ごした町で、当時はもちろん無かったが。
で、写真は駅に貼ってあった広告。
なるほどな~、と思ったのは、
決しておしゃれでハイセンスとは言えないものの、
なかなかどうして、世間のニーズを掴んでいるな、と思えた。
聞くと、実際に会員数は集まっているようだ。



ちょっと言い過ぎな部分もあるが、
これぐらいはっきりしていると、むしろ清々しい。
また、大嘘ならばまずいが、
数字をはっきり謳っているのも良い。
完全に女性のシェイプアップと、いじめ克服のための精神力養成をターゲットにしている。
集まっているのだから、基本的にはニーズを掴むことに成功しているのだろう。
ボクシングジム、と言っても、
選手育成だけで成り立つわけも無い。
まして、男性だけをターゲットにしていても限界がある。
目的をはっきり絞り、明確にしているのは、
フィットネスクラブなども参考にすべきかも…
やはり、世界チャンピオンが、
「いじめられっ子だった自分を、世界チャンピオンにしてくれた」
ってのは、インパクトありますわな~